マップ型デジタルサイネージシステム「FLOWMAP4D」が 首都圏バス事業社7社のオープンデータに対応

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バス会社がテクノロジーを活用し、顧客体験をアップする動きが加速している。今回のコロナ禍で乗客が離れ、バス会社の経営も厳しくなっている。バス会社も顧客の利便性を高めなければ、生き残りが厳しくなっているのはその理由だ。

そんな中、バスの走行位置を可視化するサービスがリリースされた。企業へのデジタルサイネージ導入支援を行う株式会社インセクト・マイクロエージェンシー(所在地:東京都千代田区、代表取締役:赤津 直紀)は、オギクボ開発株式会社(所在地:東京都杉並区、代表取締役社長:川島 和澄)と共同開発したマップ型デジタルサイネージシステム「FLOWMAP4D」に首都圏のバス事業者7社が提供するオープンデータを利用したバスの走行位置を、時刻表ベースで動的に表示できる新しいサービスの提供を開始した。

「FLOWMAP4D」は、“可変する情報表示”をコンセプトに地図に時間軸を持たせ“今の情報”をリアルタイムに発信するサービスだ。インスタグラムを連携表示したり、マップ上に時刻表通りに動く乗り物のアニメーションを表示することが可能だ。

今回、首都圏のバス事業者7社が提供するオープンデータを利用したバスを表示する仕組みをサービス化することで、マップ上に26万便以上のバスを表示できるようになったという。ただし前述したとおり、バスロケーションデータに基づくものではなく、あくまでも時刻表ベースの位置情報である。

導入されるバス会社と便数は以下の通り。

■小田急バス  ODPTライセンス    42,956便
■京王バス   ODPTライセンス    40,392便
■西武バス   ODPTライセンス    31,384便
■東武バス   ODPTライセンス    37,003便
■都営バス   CC-BY-4.0ライセンス 59,241便
■西東京バス  ODPTライセンス    10,259便
■横浜市営バス ODPTライセンス    45,360便

※ODPTライセンス:公共交通オープンデータ基本ライセンス。

 参照: https://developer.odpt.org/terms/data_basic_license.html

公共交通のオープンデータ化の推進は、新たな社会「Society 5.0」の実現のため、公共交通機関のスムーズな利用やインバウンド観光客を見据えた多言語での情報提供の充実などを目的として行われてきた。最近では「MaaS」の推進も公共交通のオープンデータ化の追い風になっている。

直感的に地域の交通を可視化できる時間軸を取り入れたマップサービスの提供により、乗客の利便性もアップし、公共交通の利用も促進されそうだ。サービスは今月25日より、FLOWMAP4Dの導入施設で順次展開されるとのこと。