未知の感染症で社会のガラポンは加速する

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今日から8月である。Covid-19が蔓延して2度目の夏である。少なくとも感染者数として公開される数字は増加し、一方ではメダルラッシュに湧く不思議な夏である。その中で、私たちの意識や社会は確実に変わろうとしていると思うの。当たり前のこととは承知で、8月の初日に記しておく。

自分の友人でもSNSでも構わないのだが、私たちは自分以外の人を様々な尺度で分析して、この人はこんな人というように無意識にカテゴライスしているのではないだろうか。この軸は様々な設定がありえるので、設定次第では分布は大きく変化する。一般的に親しい人というのは、自分と同じある一定の方向性や志向性をもっているのが普通だ。もちろん学生時代からの友人と、仕事上の付き合いがある人と、子供や趣味繋がりの人では、この軸が異なってはいるが、一定の方向に集まっていることが多い。

ある軸を設定した場合の分布

ところがCovid-19以降、これが変化している、あるいは変化してしまったように思うわけだ。これは未知の感染症という新たな軸が追加されたことによって、分布が大きく変化したのではないかということだ。例えるならば、元々の軸で分布している状況で、どこかの方向から磁石を近づけてみたら、金属は引き寄せられるがそうではないものは変化しないとか、金属の種類や包含する量によって分布位置が変わってしまったということである。この新たな尺度がCovid−19ということだ。いままでは鉄分が多い(鉄道ファンという意味ではない)と思っていたら、実は全くの不導体だったとか、鉄ではなくアルミニウムだったとか、金属メッキだったとかそういうことだ。

Covid-19という新たな軸によって、人々の分布が変化した

これによって起きてくるのが分断や誤解である。これまで同じ方向を向いていると思っていたら、感染症に対しては真逆であり、それも強烈に真逆だった場合には、共感できる部分が大きく減ってしまった、ということも実感されるているのではないだろうか。つまりこれから更に、私達の社会ではガラポン、つまり再構築があらゆる局面で拡大していくのだろう。

GASKETはこうしたギャップを埋めることをテクノロジーで埋めることを目的としている。ここでの前提は、有益なテクノロジーがあり、そのテクノロジーを理解し、そのテクノロジーを実装できるかという点にかかっている。残された時間はもうあまりない。8月に入ってそんなことを思う。