Con-Techで解体工事の安全を広げる「鳶浩工業」CAMPFIRE Angels第6号案件

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株式型クラウドファンディング(以下「ECF」という。)のCAMPFIRE Angelsの第6号案件、鳶浩工業が5月28日~6月10日を申込期間として株式を募集。2,460万円の調達に成功した。

鳶浩工業は、2013年4月の設立。「CON-TECH(コンストラクション・テック)で、安全性に優れる工事現場を社会に広げること」をミッションとし、主として解体工事にかかる技術開発及び当該技術を活用した施工並びに現場指導を特徴としている。

高度経済成長期に建設された老朽化ビルが急増し、解体工事市場は急拡大する一方、解体工事現場では破片等の飛散に伴う事故も多発している。その大きな原因の一つは、飛散を防ぐ「屋根養生」が、高コストのため、多くの現場で利用されていないこと。鳶浩工業では、独自技術「Cage System」(特許第6879613号)により、「屋根養生」の作業効率を飛躍的に向上。コストダウンに成功した。Cage Systemを利用した解体工事については、今年初めて大手ゼネコンからも受注。今後、「屋根養生」が法律で義務化されれば、Cage Systemの需要はさらに拡大すると考えられている。鳶浩工業では、全国にパートナーを広げ、Cage Systemを社会に普及させるビジネスモデルで、安全な解体工事現場の普及に尽力しているところだ。

CAMPFIRE Angelsで紹介されている鳶浩工業の事業を要約すると以下の通りである。

解決を目指す社会の課題

解体工事現場の破片や塵の飛散を防ぎ、公衆災害をなくしたい
・「人命」と「利益」が天秤にかけられている、解体工事の現場

・建物の上部を覆う飛散防止工法「屋根養生」が解体工事の安全を強化する鍵
・労働基準監督署からも注目されづらい解体現場では、自主規制が進まない
・安全性を高めるために「事故を未然に防ぐ」仕組みが求められている

課題解決の方法

導入コストと待機損料をカットする「Cage System」で、解体工事の事故を防ぐ
・鳶業者と解体業者、両者の要望を満たす画期的な工法
・解体工事のロスをなくす独自開発の「Cage System」とは

・唯一無二の飛散防止工法として、あらゆる解体工事現場に「Cage System」を展開
・自社でスピーディに開発し、特許を取得

マーケットの規模と成長性

・好景気の建設ラッシュから70年、再開発と解体ラッシュを迎えた現代
・法律での義務化により期待が高まる需要拡大
・国土交通省運営の「NETIS」に申請、すでに一次審査は通過

成長戦略と行動計画

・他社では真似できない低価格を実現し、市場の独占を目指す
・グローバルに盛り上がりを見せるCon-Tech市場
・資材購入により「Cage System」をさらなる低価格で提供
・ライセンス加盟店制を取り入れ、システムの全国普及を図る

鳶浩工業のCAMPFIRE Angelsにおける目標募集額は10,000千円。上限募集額は50,000千円に設定された。募集は5月28日の20時にスタート。翌日29日の早朝には目標募集額の10,000千円に到達した。最終的には150名のエンジェル投資家が24,600千円の出資を行った。鳶浩工業については、募集取扱会社のCAMPFIRE Startups社が「認定クラウドファンディング業者」としてエンジェル税制の適用企業であることの確認を行っている。ただし設立から5年以上経過していることから、投資額を総所得から控除できる優遇措置Aは適用できず、他の株式譲渡所得から控除できる優遇措置Bのみの適用企業認定となった。

ConTechという注目分野でもある案件募集となった鳶浩工業。多くの投資家の共感を呼んだのは社会問題解決を目指す経営理念とそれを具現している技術にあったと思われる。CAMPFIRE Angelsでは募集開始の1日前に鳶浩工業の小林社長がライブのWEBセミナーで自らの事業について思いを語るイベントを行っている。セミナーの状況は録画されており、ピッチ情報のページの末尾にリンクされている。

投資家には、CAMPFIRE Angelsのサイトを通じて事業の将来性や投資におけるリスクを把握すると同時に、動画による社長のプレゼンは、社長の人柄や考え方に触れていただく良い機会であり、投資判断のために極めて有用と考えられる。

※本記事は、株式投資型クラウドファンディング「CAMPFIRE Angels」に関連する情報を一般に公表するための文書であり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。なお、実際の投資に際しては投資に係るリスクをよくご確認の上のご判断をお願い致します。