Raspberry piでIoTピザは技術者交流の場を目指す

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秋葉原の高架下にあるキッチンカー『おとめし』。キッチンカーでピザを販売しているところは多数見かけられるし、特に他と違ったところはないように見えるが…こちらのお店、実は「IoTピザ」屋なのだ。

一見よく見るキッチンカーのようだが、「IoTピザ」「IoTピザ釜」の字が。

何がIoTなのかと言うと、Raspberry piでベルトコンベアと遠赤外線ヒーターを制御し、焼き時間や温度を管理している。

キッチンカーの表側にはラズパイが見せるように設置してあり、ピザ釜に繋がっている。現在は焼き時間と温度の管理のみだが、今後はPOSデータとヒーターのデータを集めて、来客の時間帯に合わせて効率的にヒーターの温度を変えるなどの効率化や、決済後メニューに応じて自動でピザの具材を乗せて、ピザ釜で焼き、提供など全自動をすることなども目標としている。

受付窓の上に、配線がわかるようにラズパイが設置してある。
ラズパイ部分アップ。
店長 村田さんお手製ピザ窯へラズパイから配線されている。

こちらのキッチンカーはピザを効率的に作って提供する為、というよりも、ラズパイでこんな面白いことができるということや、技術者やIoTの分野、ラズパイなどに興味のある人が語り合うことのできる場を目指しているとのこと。

現在はコロナ禍で行っていないが、毎週水曜日にキッチンカーの後ろのスペースではんだ付けなど行えるスペースを設け、秋月電子や千石電商でパーツを買って、そこでラズパイ初心者の人が気軽に相談をしたり、工作ができたりする。

raspberry pi(zza) 1,000円。ラズパイを知っている人なら思わず笑顔になってしまうピザだ。甘酸っぱくて美味しい。

ピザの工程の自動化以外も、キッチンカー自体も電飾やLEDモジュールなどをラズパイで制御して環境に光らせたり演出をしたら面白いかもしれない。

ラズパイの工作をもっと楽しく、気軽に。初心者もベテランの人も、技術について語り合い、面白いことが実現できる場は大切だ。今後もっとコミュニケーションがとりやすい世の中に戻って、このIoTキッチンカーさらに発展することを願う。