【VIVATECH2021】Vol.01 CPU+FPGAを利用した新しいエッジAIボックス

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昨日までパリで開催されていたVIVA Technology2021にオンライン出典をした台湾のDeepMentorが、FPGAを利用したエッジAIボックスとこれに最適化した処理エンジンを紹介していた。

エッジAIを実現させるためには、コンピュータビジョンの解析のための処理チップが必要になる。今回発表したDMAI-900のCPUはintelのJ4125 2.5GBで、明確にされていないがXilinxのFPGAであるZynq-7000を使用し、DeepMentorのAIプロセッサーIPソリューションであるDeepLogで処理を行う。OSはLinuxで開発はC++/pythonである。

下で紹介するプロモーションビデオからのキャプチャーである。これを見る限り、XILINXの評価ボードPYNQ-Z1上でDeeoLogを動作させているようだ。

DMAI-900の処理能力は16TOPSで、FHDで4台のIPカメラ映像を30fpsで、8台だと15fpsで同時処理することが可能だ。ファンレス構造で消費電力は20W。価格はGPU Serverで構成した場合の5から100分の1、また温度耐性は-20から85度までとしている。

Product information :
● Product name : Multlfunctional lndustry Edge AI Box
● Series : DMAI-900
● Size : Length 13cm x Width12.1cm x Height 6.2cm
●AI Model : 16tops computing power, built-in a miniaturized AI Model with million of parameters (face recognition/people counting/object identifying and tracking/license recognition/vehicle flow tracking)
● CPU : Intel J4125
● CPU speed : 2.5G
● RAM : 8G
● Storage : 125GB~1TB (Sync data for 7 days, could be extended by using external memory)
● Power : 20W
● Operating system : Linux
● Programming languages : C++/python
● Operating temperature : -20~85℃ without fans
●Built-in : Open-source software, no backdoor concerns Friendly using all kind of smartphones

彼らのエッジAI処理の考え方であるDeepLogは、1,000万以上のパラメータを持つ32ビットAIアルゴリズムを、4ビットのハードウエアで、8ビットまたは4ビットのソフトウエア処理できるように、パラメーターを90%以上削減して処理を行うというものだ。これによって45から90nmプロセスによるプロセッサーを使用することが可能になり、導入コストを低減し、低消費電力で発熱も少なく、開発も短期間に行うことができるとしている。

詳しくはこちらの2本の動画を参考にされたい。なおDeepMentorは6月末にバルセロナで開催されるMWC2021にTTA(Taiwan Tech Arena) のTech Startupセッションに登壇するようである。