150台のAIカメラを設置するイオンスタイル川口

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2021年6月8日オープン予定の「イオンスタイル川口」は、150台のAIカメラと富士通のAI映像解析ソリューション「Fujitsu Technical Computing Solution GREENAGES Citywide Surveillance」を導入する。

富士通では、店舗内での本システムの用途を下記のように発表している。

  1. AIを活用した人物検知、年代推定機能による安心・安全な店舗運営や法令順守の支援
    • 店内の人数をリアルタイムにカウントし混雑状況を検知することで、3密を避けた店舗運営を支援します。
    • レジ前のカメラで取得した映像をもとにAIでお客様の年代情報を分析し、未成年者と推定した場合、レジ従業員に通知します。従業員はAIからの通知を元にお客様に声掛けし、未成年者への酒類販売を防止します。
    • 一般的な映像解析で用いる顔の特徴を取得せずに、体格や服装などの特徴から人物検知や属性(性別、年代)を推定できるため、マスク着用時でも高精度な解析が可能です。また個人情報を取得しないため、お客様のプライバシーに配慮した上で、収集データを活用することができます。
  2. 接客対象者検知による接客品質の向上
    • 人物行動検知技術を用いて取得する、お客様の商品への手伸ばし行動の情報や売り場での滞在時間をもとに、購買意欲が高いと推定されるお客様を検知して従業員へ通知することで、迅速かつ最適なタイミングでの接客につなげます。商品選びで迷っているお客様への迅速なフォローを行うことにより、顧客満足度を高めるとともに販売効率の改善を実現します。
  3. 顧客行動分析データに基づく店舗計画
    • 来店するお客様の人数、属性、回遊特性をAIで分析・学習することで、客観的なデータに基づいた、より買い物しやすい店内レイアウトや品揃え計画の立案を支援します。

(「イオンリテール様が店舗のスマートストア化に向けてAI映像解析ソリューション「GREENAGES Citywide Surveillance」を採用」から引用)

特徴的なのは、属性分析だろうか。AIカメラを使った性別や年齢などの属性分析は、店舗計画や販売促進、広告効果分析など様々なシーンで利用されているが、最近ではコロナ禍でマスク着用率がほぼ100%になり、顔の大半が隠れてしまうことで精度が課題になっている。この課題に対し、本ソリューションは体格や服装などの特徴から属性推定を行うため、マスクに影響を受けないとしている。これがどの程度の精度があるのか気になるところだ。

本AIカメラシステムは、今年度中に本州・四国の「イオン」「イオンスタイル」76店舗に展開する予定とのこと。