ロボットが品出しするローソン

IoT /

東京ポートシティ竹芝1階にあるローソン(東京・港区)は、遠隔操作ロボット開発のテレイグジスタンス社の子会社が加盟店オーナーとして運営し、ロボットを活用した店舗業務の省力化や品出し精度の検証を行っている。Oculus Questでロボットを操作し、品出ししている様子を同社のYoutubeチャンネルで見ることができる。

コンビニでの飲料や弁当やおにぎりなどの品出しはバックヤードで行うため、作業中にお客が来店しても気が付きにくく、レジ業務との兼務が困難で、品出し作業が多く発生する深夜にも複数人の人員配置が必要となる原因となっていた。品出しを遠隔操作のロボットで行えれば、店舗人員を減らして運営コストを抑えられると期待されている。品出しする商品を飲料や弁当に限定しているのは、ロボットの動線がバックヤードに限定されるために来店客との衝突防止など、ロボットを導入するうえで安全面でのハードルが低いこともあるそうだ。

同店舗は2020年9月に開店し、それから約8か月が経過した現在、ロボット操作は店舗内で行っており、遠隔での品出しにはまだ至っていないそうだが、これからも継続的に取り組んでいき、遠隔化やバックヤードに限らない様々な商品棚への対応も進めていくそうだ。

セルフレジやスマートカートなどのレジ無人化の取り組みは、コスト削減だけでなく顧客体験の改善が見込めることもあって各所で進んでいるが、品出しの機械化はまだ珍しい。テレイグジスタンス社のテストフィールドとなっている同店舗で、どのような取り組みが行われていくのか楽しみにしたい。

同店舗でもセルフレジが多数並び、決済の省人化も進んでいる。
同店舗でもセルフレジが多数並び、決済の省人化も進んでいる。
店舗のデジタルサイネージでも、ロボットの利活用について案内している。
店舗のデジタルサイネージでも、ロボットの利活用について案内している。