スマホで、顔パスチェックインができるスマートホテルが熱海にオープン

IoT /

今回のコロナで最も影響を受けた業界は飲食業と宿泊業であることは間違いがない。顧客と従業員の接触を減らし、安心・安全な体験を届けることが、これらの業界で求められている。そんな中、スマホで顔パスチェックインが可能なスマートホテルが、熱海にオープンした。プリンスホテルは、新ブランド「プリンス スマート イン」の2号店の「プリンス スマート イン 熱海」を先週4月21日に開業した。

「スマートインホテル」では、非接触型のサービスを基本にホテルを運営している。宿泊客は、予約からチェックアウト、ルームキーの機能まで、すべてスマートフォン1台で完結できる。顔認証によるスマートチェックインにより、宿泊客は安心・安全な環境で、スピーディにホテルライフを楽しめるようになった。今回の顔認証によるチェックイン機能は、NECの技術を採用した。このシステムにより、対面での接触を減らすとともに、フロントでの人の滞留を回避することも可能になる。

  1. 公式スマートフォンアプリ(スマホキー)
    「Prince Smart Inn公式アプリ」により宿泊予約からチェックアウトまでシームレスなサービス提供が可能になった。アプリを利用することで、スマートフォンがルームキーとして利用できる。
  2. 顔認証チェックイン
    アプリで事前に顔情報を登録しておくと、ホテルに設置されたセルフチェックイン端末「スマーレ」からチェックインが可能となる。

「プリンス スマート イン」が目指すのは「地域の観光大使」だ。ICTを活用し、その地域の魅力を顧客に発信するとともに、地域と顧客、そして顧客同士をつないでいくという。

「プリンス スマート イン 熱海」では地元の商工会等の協力にもと、ホテルロビーに設置されたマップ型デジタルサイネージで熱海の最新グルメ情報や観光情報の他、地元ならではの知る人ぞ知るおすすめスポットをご紹介していく。また、宿泊客からの情報も反映させることができるため、顧客同士の情報交換やコミュニケーションツールとしても利用できる。

 

ハード面だけでなく、ソフト面からも、プリンスホテルは安全対策を行っている。プリンススマートイン熱海では、宿泊客がより安全で清潔な空間で快適に滞在できるよう、新たな衛生・消毒基準「Prince Safety Commitment」を導入した。

■従業員の衛生体制の強化
■宿泊客の健康確認
■清掃・消毒の推進
■飛沫防止対策の徹底

安心・安全を心がけるのは大事だが、自社の取り組みを情報発信する姿勢も欠かせない。今回、プリンスホテル熱海では、スマートフォンとデジタルサイネージを起点に、様々なCXをデザインしている。宿泊客は自分の体験をSNSで発信し、新たなつながりを生み出していくはずだ。