既存のタッチパネルを非接触にできるAir Click

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タッチパネルディスプレイに対して逆風が吹き荒れる中で、既存のタッチパネルディスプレイを非接触で操作できる外付けのセンサーユニットが登場した。

日本エアロスペースのAir Clickは、USB接続で既存のタッチパネルディスプレイシステムに接続して非接触でタッチできるもの。メーカーの説明によると、

<タッチレスセンサー「エアクリック」概要>
・対応画面サイズ(縦横):115mm~346mm (自由に検知範囲の設定可能)
・インターフェース:USB
・既存機器に後付けで非接触化可能
エアクリックは既存機器に取り付けるだけでタッチパネルを非接触化することが可能となる、簡便で低コストなソリューションです。センサーから発出する赤外線が指を感知し、画面に触れずに指を画面にかざすことによって操作することが可能で、既存製品を改修せずに設置できるのも特徴の一つです。

このセンサーは「JAL SMART AIRPORT」の取り組みの一環として、羽田空港のチェックインカウンターと自動荷物預け入れ機に導入され、順次拡大をしていくとのことだ。

対応画面サイズが346mmということは、16:9だとして15インチまでということになる。券売機やATMなどの操作パネルとして使われているサイズとしてはあまり問題にはならないだろう。赤外線を利用しているようで、従来からあるディスプレイの4辺やL字の2辺ではなく、1辺に取り付けるだけで指の位置を認識できるというのは画期的である。操作する画面上のデザインは、WEBサイトとは異なり比較的大きめのボタン類になるだろうから、分解能はあまり求められないはずだ。ATMや券売機の例であれば1センチ角くらいが認識できれば十分だと思うがどうだろうか。

コロナ以前からATMや券売機に触れることを嫌う人は一定数いたが、現状では確かに心地よいとは思えないし、この傾向は当面はか変わらないだろう。一方でディスプレイ側の理屈で言うと、非接触操作を実現するというのはそれなりに敷居が高かったので、こうしたセンサーインターフェイス装置の登場は非常に心強い。数年で一気にデフォルト化していくことになるかも知れない。