東京メトロがデプスカメラを使った車内混雑計測システムを開発

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東京メトロは、デプスカメラとAIを使った車両内の混雑計測システムを開発したと発表した

編成や車両ごとの混雑状況の把握は、適切な案内を行うのに必要な情報だが、東京メトロにとってはそれをリアルタイムに把握するのは困難だった。改札の通行人数をカウントする方法だと、各路線で改札を共有しているため、どの路線に乗車したかはリアルタイムには追跡できないうえ、相互直通運転で他社線からの乗客の流入がある。車両の重量を計測するにも、これもまた相互直通運転で他社車両が入ってくるため、難しい。

そこで東京メトロは、駅にデプスカメラを設置して車両内を撮影し、駅構内のエッジサーバで解析することで混雑度合いを計測する方式を採用した。これによって、相互直通運転で様々な車両が入ってきても、駅を発車してから十数秒で号車ごとの混雑状況を算出できるそうだ。

今後、東京メトロ全線複数駅に展開し、2021年度を目処に、全線での列車混雑状況をリアルタイムにアプリなどを通じて乗客に提供することを目指すという。