Quanticが変えるMBAの世界

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日本でもアメリカでも教育費が高騰している。特にアメリカでMBAを取得しようとすると相当の支出を覚悟しなければならない。MBAにおける授業料の相場は、日本円で1年あたり700万から1000万程度と言われている。これに家賃などの現地での生活費が上乗せされる。

現地アメリカの学生たちは学費のために借金を重ねている。多くの学生が卒業時に多大な借金を抱えながら、ビジネスをスタートしている。BROOKINGSの調査によると、学生ローンの返済を長期で続けている人々を追跡した結果、卒業後12年から20年で、返済に支障をきたす割合が増え続けていると言う。

1995~2003年の間に卒業した学生たちの、卒業から20年後の債務不履行の数字を見ると借り手の約40%が、2023年までにローン返済ができなくなることがわかっている。

この問題を解決するサービスがQUANTICだ。モバイルでフレキシブルにMBAの授業が受けられる。Quanticは元Rosetta StoneCEOのTom Adams、Alexie Harper、Ori Ratnerによって、2016年に設立された。MBAの価格高騰を打破するために生まれたこのサービスは、今回のコロナ禍で一気に注目されている。

Zoomでの授業が当たり前になる中、高い授業料を払わなくとも同じようにMBAのコースが受けられるのは嬉しい。同社はオンライン授業を再構築し、企業経営者、テクノロジーのリーダー、スタートアップの起業家を生み出そうとしている。

Quanticには以下の4つの特徴があり、これが学生から評価されている。
1、モバイルファーストのプログラム
高度なインタラクティブなレッスンで、いつでもどこでも学べる。優秀なクラスメートとライブおよびオンラインでコミュニケーションが可能。

2、キャリア形成を短期間で加速可能
在宅で学べるMBAのプログラムだが、卒業後6か月以内に学生たちはキャリアアップや昇給を報告している。

3、強力な同窓会ネットワーク
世界のトップ企業で働く影響力のあるリーダーとのネットワークが築ける。

4、徹底的に手ごろな価格
13ヶ月の授業料はわずか960$。

他校との比較を見れば、このプログラムの安さがわかるはずだ。

Quanticの授業を受けた学生は、ハーバードビジネススクールよりも満足度が高いと言う。

学生のネットワークはアメリカだけでなく、世界に広がり、人脈を強化できる。卒業生はGAFA、アクセンチュア、ネットフリックスなどの有名企業で働いている。


コロナ禍が様々な既存勢力を破壊している。在宅で学ぶことが当たり前になる中で、学生の意識を変わり、QuanticのようなDisruptorsが勢力を伸ばしている。

人々の課題を見つけ、一気にサービスをローンチできれば、マーケットを押さえることが可能だ。その際、テクノロジーだけでなく、コミュニケーションやネットワークを意識することが重要であることをQuanticが教えてくれた。

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