【CES2021】Vol.07 インクジェットプリンターで印刷するエナジーハーベストのための有機太陽電池

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オンライン開催になったため、未知の出展社や製品に出会いにくいCES2021である。その中でわかり易い動線の一つとして、イノベーションアワードのページがある。例年は正直あまりこの動線というのは機能していなかったのだが、オンラインのみの開催となると他に手がかりがない、といったことが起きていた。ちなみのイノベーションアワードの入賞製品だけで386もある!

そんなイノベーションアワードの入賞者のリストで見つけたのがこのDRACULA TECHNOLOGIESである。同社の「LAYER」は、次世代の屋内機器の電力供給を目的としたOPV(Organic Photovoltaics 有機太陽光発電)技術である。IoTの普及に伴い、電池の限界、デバイスの寿命、導入にかかる時間と労力に関わる使用コストなど、産業界にとって新たな問題が発生している。LAYERは、環境光の下でIoTやRFIDの電源を確保することで、これらの問題に対応します。LAYERは環境光、つまり通常の室内照明から高効率でエネルギーを生成することができる。

そしてその製造方法は、フレキシブルなシートにインクジェットプリンターで印刷するというもの。もちろん家庭のプリンターではないが他社製の既存のプリンターである。これによって製造コストの低減をもたらす。また様々なデザイン、たとえば企業ロゴを印刷したり、デザイン性の高いものにすることで、既存の環境の中に旨く調和させることができる。

CeraPrinter社のX-Printerを使用している。
こうしたロゴなどを印刷して発電できるようにする
VPのJerome Vernet氏。ビデオのオープニングがカッコいい。