【CES2021】Vol.04 Bot Handyが家事を代行する未来

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今の家に引っ越してから、20年ほどの時間が経過した。昨年末から今年にかけて、いくつかの家電がほぼ同時に壊れ、購入や修理の手配に明け暮れた。特に財布に痛かったのがビルドイン型の食洗機で、発注を先ほど完了したところだ。家族によれば、洗濯機と食洗機が家事にとっては最も重要な家電だそうで、食洗機の工事の予定がなかなか決まらず、イライラが募っている。この数日、皿洗いから早く解放されたいと何度も愚痴をこぼされている。

そんな中、CES2021で今すぐにでも購入したい家電を見つけた。サムスンの家庭用アシスタントロボットがそれで、メディアでも相当話題になっている。長い一本アームが特徴の「Bot Handy」は、目の前の物体を認識し、嫌な家事を黙々とこなしてくれるのだ。

30年前には食洗機が夢の家電に思えたが、この時代にはこのBot Handyが理想の家電になりそうだ。シンクから食器を選別し、食洗機に入れてくれたり、脱いだ洋服をカゴに片付けてくれるなど、至れり尽くせりのロボットだ。テーブルセッティングを行い、ワインをグラスに注いでくれるなど、家庭の中でパートナーのように振る舞ってくれるのも嬉しい。

Bot Handyに高度なAIを搭載することで、汚れた食器や洋服などさまざまなサイズ、形、重さの対象物を認識し、取り扱えるようになった。グラスや花など繊細に扱う必要な物も識別でき、アームの力の入れ具合をコントロールしている。

サムスンは信頼できるアシスタントロボットを家庭に提供することで、家事の負担を大幅に削減し、家族がリラックスできる時間を増やせると考えている。Bot Handyはまだまだコンセプト段階で、発売時期や価格などは未定だが、数年後には、Bot Handyによって家事から解放される時代がやってきそうだ。

気になるのはBot Handyのメンテナンスだ。家事をアシストしていくれる家族のようなロボットの耐用年数はどれぐらいで、メンテナンスのコストは一体いくらかかるのだろうか?あるいは、近未来のロボットを購入するのではなく、サブスクで私たちに提供されるのだろうか?

Bot Handyは、今回のCESでサムスンがデモした複数のロボットのうちの1台だ。スマートの掃除機であるJetBot 90 AI+やサービスロボットであるBot Retailも同時に発表された。

サムスンはロボットとロボットデバイスが人間と共存し、生活を向上させ、さまざまなライフスタイルやさまざまな環境に対応できる世界を目指しているという。コロナ禍の中、自宅で過ごす時間が増えている中、サムスンのこの動きは歓迎したい。