こうした映像を創り続けることができるか

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寒い12月の休日であるので、GASKET的ではない話題である。筆者はこのサイト「手鑑」が産まれる経緯を知っている。10分ほどの動画とサイトをご覧いただきたい。

こうした映像に残しておくべきこと、をどうやって維持するかを考えてみる。結局のところ、制作の意思があったとしても金がかかる。ビジネスライクに言うと、それは自分で用意しろということになるが、ご覧いただいたようにそれは残念ながら容易なことではない。

撮影にも編集にもそして告知や配信にも、以前に比べたら桁違いに安価で手軽にできる環境が整っている。それだけでも十二分に素晴らしいことなのだが、それでもこうしたことを継続するのは容易ではない。PPVやVODで少額課金する仕組みはあるが、それは有効だろうか。企業のメセナ的な資金に期待するのか、結局放送に載せないと無理なのか。放送に載せるためには企画内容はこうしたものでなく、あらぬ方向にズタズタにされるのは何度も経験済みだ。そしてオンエアされたあとには一時的に大量の人が来る、注目を浴びるのだが、それもほんの一瞬。嵐が過ぎ去るとペンペン草も生えない状態になる。

採算を度外視して頑張って作ることは精神論としては理解できるが、正しいことではないと思う。そもそも手鑑で取り上げる題材自体が経済的には厳しいものであり、その動画となればなおさらだ。ここからドネーションをすることもできる。

月刊「太陽」という雑誌があった。正確には休刊中なのかもしれない。(別冊「太陽」は現在でも継続発行されている)手鑑が目指すのはこの映像版である。サイトをよく見ると別冊という言葉も見える。

マイナーだから価値があるという部分は否定できず。テクノロジーでこうした取り組みを維持する方法は無いものかとGASKET的な言葉で締めておく。