後付非接触タッチセンサーを見に行くも故障中

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ウェンディーズ ファーストキッチン下北沢店では、完全にセルフレジでの注文に移行している。セルフレジで注文して精算まで行うとオーダーが通り、お客様番号が記載されたレシートが発券される。お客様番号が呼ばれたら受け取りカウンターで商品を受け取る方式だ。

有人レジは番号のないクーポンの利用などに限定される。
有人レジは番号のないクーポンの利用などに限定される。
レシートの頭にお客様番号が記載されており、出来上がると受け取りカウンターからこの番号で呼ばれる。
レシートの頭にお客様番号が記載されており、出来上がると受け取りカウンターからこの番号で呼ばれる。

3台のセルフレジのうち1台には、後付で設置した「非接触式タッチパネルセンサー」で、非接触で操作できるようになっている。

3台のセルフレジのうち、1台だけ非接触センサーが後付けで設置されている。
3台のセルフレジのうち、1台だけ非接触センサーが後付けで設置されている。
非接触をアピールするPOP
非接触をアピールするPOP

非接触タッチパネルが設置されたセルフレジは、待受画面に非接触操作の案内が表示されているが、基本的に画面デザインに違いはない。そのため、もともと非接触用に作られた池袋駅の空中タッチ端末と、センサーを後付けしただけの本端末で使い勝手を比べれば、現行機材にそのまま非接触タッチセンサーを設置したときの課題や解決策が浮かび上がるのではないかと期待していた。ところが残念なことに、訪問した12月中旬では、非接触センサーは壊れているのか反応せず、タッチパネルに触れるまで画面に変化はなかった。

後付できる非接触タッチセンサーは、すでにタッチパネルを導入しているところでは有用かもしれないと思っていたのだが、設置から2か月経過しないなかで動作しなくなるのは、メンテナンス性、耐久性に疑義が残る。

また、ハンバーガーは食事する際に食品に手が触れる可能性が高いため、セルフレジが非接触型タッチパネルであっても、食事の直前には手指消毒を行いたい。タッチパネルでも、非接触タッチパネルでも、その後に手指消毒を行うとの行動に変化はないし、心理的な安心感もかわらない。セルフレジを非接触型に切り替えるのはおもしろいアイデアではあるが、その意味は薄い。銀行ATMや鉄道の券売機のように、必ず手指消毒が求められるクリティカルな場面ではないが、基本的にはできるだけ公共物には触れたくない、そのようなシーンのほうが非接触タッチパネルは向いている。銀行ATMには、センサーの後付けは防犯上不可能ではあるが。。。