非接触型店舗が変える顧客体験

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コロナウイルスの感染拡大が続く中、「非接触」がビジネス成功のキーワードになっている。店員との接触をできるだけ避けたいと言う消費者の意向に沿った非接触型店舗が次々オープンしている。

回転寿司大手のくら寿司は、東村山にスマートくらレストランをオープンした。

くら寿司では、店員を介さず席まで案内する「セルフ案内」や、食べたお寿司の皿の枚数を自動でチェックする「セルフチェック」機能などを導入済みだったが、今回、店員を介さずに会計ができるタッチレスのセルフレジを導入することで、入店から退店まで消費者がスタッフと接触せずに店を利用できるようになった。感染防止のため、案内や会計のタッチモニターには、指の動きを認識するセンサーを設置し、モニターに触らずに指を近づけるだけで操作できる。

靴の購入には多くの試着が伴い、今回のコロナ禍で顧客が不安を感じていた。この課題を解決するために、アシックス商事は、入店から購入まで店員と一切接触しないビジネスシューズ販売店「テクシーリュクス 非接触型シューフィッティングショップ」をオープンした。(12月10日〜12月21日まで期間限定のポップアップショップ)

■サーモ・サニタイジング・サイネージ
非接触体温計と自動消毒液噴霧器を兼ね備えた最新のサイネージ機器を店舗に導入。非接触で検温と手指の消毒が行える。

■室内抗菌加工
店舗内には抜群の殺菌力と持続力、高い安全性を併わせ持つコーティング剤を散布。安心安全な空間を実現した。

■非接触で足形計測が可能
空中立体映像技術による空間を利用したサイネージシステム(非接触型タッチパネル)で、足形を無人で自動計測できる。顧客を面倒な靴の試着から解放した。

■おすすめの靴を光でお知らせ
計測結果をもとにおすすめ商品をディスプレイのフレームが光って知らせてくれる。

■接客が非接触
顧客からのフィードバックと足形データと照らし合わせ、オンラインモニターで接客。ひとり一人にあった商品を提案し、丁寧な接客を実施する。

■購入はテクシーリュクスECサイトから
この店舗はショールミング形で、購入はオンラインサイトから行う。

新しい生活様式のもと、最新のテクノロジーを駆使した非接触型の店舗によって、コロナ禍で意識を変えた顧客との関係を構築できる。顧客ファーストの視点で店舗などのコンタクトポイントのデザインを変えることが、ウイズコロナ時代の経営者には求められている。