くら寿司さん、早くスマホで決済できるようにしてください。

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くら寿司に行ってみたら、いつのまにか自分のスマホでオーダーできるようになっていた。会計(勘定すること)も完全にシステム化されていた。支払いはセルフレジが導入されていた。しかしスマホでは決済できなかった。

ご承知の通り、回転寿司という飲食サービスは、高度にシステム化されている。バックヤードでは寿司ロボットが寿司を握るし、レーンを流れる寿司は、一定時間を経過したものは自動的に廃棄される。待ち時間表示システムは日時や来店客の構成などを元に高度な計算を行っているので正確だ。

皿の上にもQRコード

しばらく行っていなかったくら寿司に先日出かけた。平日の16時過ぎという時間だったので待ち時間はゼロ。すぐに席に案内されて気がついたのは、注文端末がこれまでの高い位置に設置されて、小さくて、見にくくて、操作しにくいタッチパネル端末から、10インチのタブレットになっていた。手元で操作できるのでとても便利だがちょっと重たい。

操作していてタブレットの表示された気がついたのは、注文は自分のスマホからもできるというではないか。タブレットに表示されたQRコードを読み込むとブラウザが立ち上がり、これまで注文した履歴も含めてちゃんと表示された。くら寿司アプリがインストールされているとそちらが立ち上がるらしい。

どうやらこのQRコードはテーブルごとに会計が終わった時にリセットされるようで、マクドナルドのテーブルなどのような固定のものではない。よく考えれば当たり前で、マクドナルドのモバイルーオーダーにおいてはQRコードはあくまでも席の特定に使うだけだが、くら寿司の場合は注文自体を管理するからである。

帰宅して同じQRコードにアクセスすると、もう注文はできない(笑)URLを見るとシステムはeparkが提供しているようだ。

会計の自動化のためには、注文したものがちゃんと届き、客が受け取ったことを把握する必要がある。本当にそこまでやる必要があるのか、オーダー履歴では駄目かという話もあるが、くら寿司では録画までしているかは不明だが、実際に受け取ったことを掌握しているようである。これによって、従来は皿については回収場所でカウントし、皿以外のものは店員が目視で行なっていたが、そのプロセスがなくなっていた。会計というか計算は全て自動化される。

ここまでできているのだから、その場でスマホ決済したいところなのだが、現在はできない。理由はわからないがとにかくできない。システム上の都合ではないのは明確である。支払いは出入り口付近にあるセルフレジで行う。有人でも対応はできるが、場の雰囲気は完全にセルフレジでやってくれ感が満載である。

スマホでテーブル決済できないのは、おそらく店舗の構造上、いわゆる食い逃げはできなくない動線構造なのが最大の理由なのではないかと思う。であれば中国では基本であるように、オーダー時点で決済が完了されるようにするか、カード情報を最初のオーダー時にオーソリをかければいいと思うのだが、回転寿司だと都度決済にすると膨大なトランザクションになるからだろうか。

これらくら寿司の一連のシステムを解説したビデオが公開されている。見ごたえがあるのでぜひご覧いただきたい。

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