バーチャルヒューマンがららぽーと愛知東郷のファッションアイコンとして登場

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最近注目を集めているバーチャルヒューマン(Vhuman)「Ria」が、三井ショッピングパーク ららぽーと愛知東郷のファッションアイコンとして、同店舗のデジタルブック「TOGO times」のモデルに起用された。

Vhumanとは、スーパーフォトリアルな3DCGクオリティで制作されたキャラクターのことだ。「Ria」は日本初のバーチャルヒューマンカンパニーとして「imma」や「plusticboy」などのプロデュースをおこなう株式会社Awwがプロデュースするバーチャルモデルで、既にインスタグラムでは3.2万人以上のフォロワーを集めている。

企業などが広告宣伝活動を行う場合に、生身の人間を起用する場合と比較して、Vhumanには次のようなメリットが考えられる。まず何もないところからキャラクターを創り上げることができる。しかしこれはそのキャラクターの個性や魅力も含めて全部を作る必要があるので、人々に支持されるかはわからない。また、私生活等におけるスキャンダルなどのリスクから解放されるというのも昨今の状況ではメリットの一つと考えられるだろう。さらに性別、人種、経歴などの制約もないので、たとえばLGBTを意識したような時でも対応が柔軟である。

Vhumanはおそらくは2Dまたは3DCGとして存在するものであって、ヒューマノイドのようなリアルな存在ではない。このCG技術が格段に進歩したことによって、スーパーリアリズムな存在として我々の前に存在している。さらにInstagramTwitterFacebookなどから情報発信も行うので、デジタルコミュニケーション上では生身の人間との差異は少ない。

Riaは前述のTOGO times以外に、館内のデジタルサイネージでも見ることができるようだ。現時点ではRiaの動画はないようだが、今後動く、話すといった存在になっていくに違いない。

先日GASKETでも取り上げたLOVOTは、リアルな存在であり、リアリズムとは別物として存在する。これらは異なる存在であり続けるのか、あるいはRiaは私達の過程にまた入り込んできて、それもホログラムだったりになるのか。

Gateboxのような世界が受け入れられるのかについては、筆者はかなりそうなっていくのではないかと見ている。自然な会話ができるレベルになると、生身の人間よりは楽だ、という意見には同意してしまうからだ。

さて、今回のRiaはそういった存在ではない。あくまでもショッピングモールの宣伝キャラクターである。いや違う。ここは正確に書く必要がある。Riaはららぽーと愛知東郷のイメージキャラクターに「起用」されたのであって、彼女はあくまでもモデルとしての人格を持った存在なのだ。

いつか現地で4K以上の解像度で等身大で動くRiaに会ってみたいものだ。