「グノシー」アプリとサイネージでニュース動画が配信できる「グッテレ」の新パッケージ

AI/Digital Signage /

最近、マーケティング業界で「デジタルロケーションマーケティング」という言葉が使われるようになってきた。AIや5Gなどのテクノロジーの進化が、外出先のマーケティングを変え始めている。テクノロジーとビッグデータを活用し、生活者に適切な情報を届けることで、今後、外出先での購買体験を変えられるようになるだろう。

「時空間」から生じる生活者モードを捕えるデジタルロケーションマーケティングは、生活者を取り巻く状況の中でも、「時空間」に着目したマーケティング手法である。(佐藤智施、大倉幸祐 )

変貌する生活者の欲求を捕え、DX時代の事業を設計する 生活者モード戦略

博報堂の佐藤智施氏・大倉幸祐氏は、「時空間」から生じる生活者モードを捕えるべきだと指摘する。デジタルロケーションマーケティングを企業が採用することで、外出先でのコミュニケーションも変わり、その結果、生活者の購買体験も変わっていくはずだ。

テクノロジーの進化により、デジタル空間と外出先を横断するサービスが提供できるようになる中で、新たな動きが生まれている。株式会社Grill(本社:東京都港区、代表取締役:岩館大地)は、株式会社マイクロアドデジタルサイネージ(本社 : 東京都渋谷区、代表取締役 穴原誠一郎)が運営するMONOLITHSを利用した『グッテレ×デジタルサイネージパッケージ』を開始した。

『グッテレ』はニュースアプリ「グノシー」にて商品・サービスをニュース動画として届ける配信サービスだ。今回、このグッテレの動画コンテンツを美容室やエレベーター、屋外ビジョンなどのサイネージに同時に配信できるようになった。

『グッテレ×デジタルサイネージパッケージ』の概要は以下の通り。

  1. 商品・サービスを、『グノシー』アプリとサイネージで同時配信できる
  2. ターゲットやサービス内容に合わせて、配信場所を柔軟に変更可能
  3. 動画の流用でコスト削減しながらオンライン/オフラインの両方に活用

今回、5Gの到来により、オフライン広告の新たなソリューションとして注目されているデジタルサイネージと『グッテレ』の連動が可能になった。スマホアプリやエレベーター、日常的なシーンで認知できるスーパーマーケットの他、大人数に同時にリーチできる新宿・渋谷での屋外サイネージなどがネットワークされることで、より効果的なコミュニケーションが行われるようになる。今後、クライアントは、商品・サービスのターゲットやコンテンツ内容に合わせて、訴求効果が高い場所で動画を配信できるようになる。

■スーパーマーケット
一都三県に展開する大手スーパー マルエツでの配信が可能。食品や消費財などの日常的に使用できる商品の広告効果が高い。

■エレベーター
自宅やオフィスのエレベーターでの配信が可能になった。

■渋谷・新宿屋外サイネージ

「グノシー」アプリとサイネージの両方でニュース動画を配信することで、スマホとリアルの両方から生活者にアプローチできるようになった。このデジタルロケーションマーケティングは、まだまだ始まったばかりだが、今後データが蓄積・分析されることで、適切な時間・場所を特定し、生活者にヒットする情報を届けられるようになるはずだ。

冒頭の佐藤氏と大倉氏は4Pを時空間に応じて再編し、コミュニケーションプランを作るべきだと述べている。

「生活者モードベースドプラニング」で着目しているのは、生活者を取り巻く「時空間」という状況だ。これに合わせて、施策を具体化していく際には、「プロダクト」「プライス」「プレイス」「プロモーション」の4Pを時空間で再編成していく必要 がある。中でも我々が着目しているのは「プロモーション」の中で重要な役割を占める「メディア」の時空間での再編成だ。我々は、「時空間で再編成されるすべてのメディア」を「デジタルロケーションメディア」と定義している。

外出先の購買体験がメディアがネットワークされることで、確実に変わっていくだろう。その際、デジタルサイネージが大きな役割を果たすはずだ。