防護服の新しい形、メディコンがコロナ禍のお見舞いを変える

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新型コロナウイルスの影響で社会が激変する中、人を護る「パーソナルスペース」が求められている。社会を支えている医療従事者やその家族の安全を守ために、新型コロナウイルスに対抗する新たな防護服が生まれている。医療機関では、感染リスクを抑えるため入院患者の方へのお見舞いも制限されている。お見舞いができない中、最期のお別れができなかった家族もいるはずだ。

そんな課題を解決するために立ち上がったのが、太陽工業(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:荒木秀文)だ。同社は膜構造建築物で世界シェアトップクラスのシェアを誇る企業だ。今回はその「膜」技術を使って、新たな防護服「メディコン」を生み出した。

「Medicon/メディコン」と言うネーミングは、メディカルコンテナを縮めたものだ。感染リスクの少ない「パーソナルスペース」を通じて、 医療従事者やその家族に安心・安全を届けたい言う思いから商品開発を行い、何度も試行錯誤を繰り返してきた。

同社の「膜や」として培ったノウハウに、医学専門家との協力体制を組み合わせることで、飛沫感染・接触感染への対策を防護服で実現した。 通常の防護服にはない機能として、スーツ内のエアーをコントロールし、防護服を快適なものに変えたのだ。

メディコンはサスティナブルなプロダクトで、再利用を前提にした体制を構築した。

メディコンには2つのタイプが用意されている。
①メディコン1型 ※飛沫感染リスク低減仕様
飛沫感染への対策を徹底しつつ、背中に装着したエアファン(抗菌シート内蔵)よりスーツ内に新鮮な空気を送り込み、着用時でも快適性を確保した。 また、より安全かつスムーズに脱衣出来るよう設計されている。

②メディコン2型※空気感染リスク低減仕様(お見舞い用スーツ)
1型の機能に加え、院内・施設内での二次感染を防ぐため、スーツの空気排出口にHEPAフィルターを装着、万が一、お見舞い客がウイルス陽性者の場合でも院内・施設内にウイルスの飛沫核を漏らさない仕様とした。

同社では感染対策で疲弊している施設をサポートするために、寄付の呼びかけを行っている。プランは2つあり、メディコン本体の寄付によるものとメディコンのボディに広告掲載するものだ。

新型コロナウイルスが日本でも再び猛威を奮う中、今後も様々なプロダクトやサービスが生まれてくるはずだ。ただ、金儲けをするだけでなく、社会への貢献を意識したメディコンのようなビジョナリーなプロダクトやサービスを筆者は応援したくなる。今後もGASKETでビジョナリーな取り組みを紹介していきたい。