極音用の立川シネマシティ c studioで体験する「ようこそ映画音響の世界へ」

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「ようこそ映画音響の世界へ」という映画のことを知った。原題はMaking Waves: The Art of Cinematic Soundである。映画に限らず、映像表現における「音」の重要性を知っている人は必見かつ必聴である。

音楽ではなく効果音も含め、「スター・ウォーズ」「地獄の黙示録」「エレファント・マン」「ジュラシック・パーク」「トイ・ストーリー」など、数多くの映画の音響について詳しく紹介をしてくれる。ドキュメンタリー映画的なことを期待すると正直裏切られるが、映像と音響という点についてトーキーの自体から現代までを網羅的に紹介してくれる。

こういう作品はいうまでもなく最高の音響で体験するべきだ。となると立川シネマシティ以外の選択肢はない。ここにはボヘミアン・ラプソディー以来二度目の来館だ。この時は極音ではなく「爆音用のa studio」だったが、正直a studioの音響の素晴らしさを体感することができず、思いっきり不発に終わった。理由はわかっていて、ボヘミアン・ラプソディーの原版の音が最悪と言ってもいいからだ。

今回は「極音用のc studio」だ。映画的には前半はトーキーなどの時代の話なのであまり音響は関係ないのだが、後半で紹介されるデジタル以降の作品では、その音響は圧巻である。これくらいのサイズの箱で、これほど音像がきれいに見える場所を筆者は知らない。音響デザイナーやミキサーの仕事がそのまま体験できる。音が見えるのだ。

立川シネマシティのCスタジオ
ベストポジションと思われるG列のセンター

繰り返すが、仕事として映像に関わる全ての人に是非見て欲しい。客層が筆者と同じ匂いがしてこれまた興味深い体験であった。別に映画好きは見なくてもいいが、映像に関わる仕事の人には必見かつ必聴である。公式サイト