路上のデジタルサイネージに「マクドナルド」と話しかけると、画面にマクドナルドのメニューが表示され、音声で注文まで出来るタッチレスのサービスがコロナ禍の6月にスペインで1週間公開され、その様子をClear Channel社が動画にまとめている。
10月にClear Channel Outdoorが公開した動画はこちら。
タッチレスの音声認識機能搭載デジタルサイネージの操作は、
- デジタルサイネージの前で「マクドナルド」と話しかける(シリ、アレクサと話しかけてもおそらく反応しない)
- 画面にメニューが表示される
- 利用者は自分の声で欲しいものを選択する
- モバイルでQRコードを読み取り、配達場所等を入力して注文完了
と簡単で、1週間で5,000以上のインタラクション、900以上の割引クーポン配信があったようだ。
マクドナルドの狙いは、自宅でも路上でも、いつでもどこでも好きなときに消費者が簡単にマクドナルドを利用出来るようにする戦略の一環であり、スペイン人の69%が日常生活で音声アシスタントを使用している中、自宅でも音声だけで簡単にメニューを注文できる機能を開発し、デリバリーサービスを拡大することにある。
Clear Channel社は、音声による注文の容易さ、非接触の安全性を提供するマクドナルドのキャンペーンを、デジタルサイネージに音声認識テクノロジーを搭載して実行した。