来店促進と脱プラを同時に行うBOTLTOのコンセプトが斬新

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9月になっても暑い日が続き、健康を維持するためには、水分補給が欠かせない。環境保護の問題から、ペットボトルの利用を控え、外出先でマイボトルを使う人も増えている。しかし、ここには水の補充という課題が存在する。1日2リットルの水を飲むためには、外出先でマイボトルに水を補充する必要がある。

その課題を解決したのが、「BOTLTO」だ。BOTLTOは、ドリンクの中身だけを販売する“ドリンクシェアリングサービス”で、マイボトルを持参すれば、飲食店などで提供している水を購入できる。水だけでなく、デトックスウオーター、ハーブウオーターといったお店が販売している商品の補充も可能だ。

同社のサイトから以下ビジョンを引用する。

本来、リフィル(Refill)とは、詰め替えという意味です。今や日本では2000万本以上のタンブラーや保温ボトルが販売されていて「マイボトル 」という言葉が一般的になりましたが、自分のボトルを持って外出して、空になったらどうしますか?ボトルトは「マイボトル運動」の先をいく「リフィル(中身だけ買う)」習慣を提案します。中身だけもっと自由に買えるようになったらいつのまにか​プラスチックも減っていくボトルトはそんな社会を目指します。

BOTLTOはドリンク専用の事前決済アプリ&サービスだ。ユーザーは、スマホに専用アプリをダウンロードし、利用可能な店舗をアプリで探せばよい。クレジットカードでお金をチャージし、各店が発行するドリンク券を購入する。あとは店舗で購入画面を見せ、持参したマイボトルにドリンクの補充をしてもらう。

BOTLTOは単に飲食店が新規顧客を獲得できるだけでなく、ペットボトルも同時に減らせるサービスだ。コロナ禍の中で、苦戦が続く飲食店だが、店に立ち寄るきっかけをBOTLTOを導入することで作れる。環境を意識する店舗だというアピールも可能で、サービスを使えば、SDGsの取り組みにもつながる。

最近では、新型コロナウィルスで影響を受けた飲食店向けに、フードのテイクアウトでも使えるようにした。なお、フィードの容器は通常、店で使用しているもので構わないとのことだ。

利用できる店舗はまだまだ少なく、首都圏と近畿圏の一部だけだが、来店促進と環境保護が同時に行えるBOTLTOのコンセプトが広がればよいと思う。飲食店の認知が高まり、ネットワーク効果が働けば、プラスチックの削減に一役買うはずだ。

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