羽田空港でも顔認証決済スタート

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筆者はJR構内のCVS「NewDays」に入ると無人レジを選択する。コロナ禍の中で、外出先での決済は極力クレカやスイカを使い、人との接触を減らしている。買い物時の顧客の行動が変わる中、企業も新たな取り組みを模索している。

羽田空港では日本航空株式会社(以下、JAL)と日本電気株式会社(以下、NEC)による顔認証決済の実証実験がスタートする。実証実験が行われるのは、JALUXエアポートが羽田空港で運営する店舗「BLUE SKY」の22番ゲートショップになる。事前に「IoTおもてなしサービス実証」に登録している決済情報をもとに、搭乗前に財布代わりに「顔」を認証することで買い物が可能となる。顧客はレジでの待ち時間なしに、ストレスフリーな買い物体験ができる。

NECが2019年1月から株式会社南紀白浜エアポートなどと南紀白浜で行っている「IoTおもてなしサービス実証」に、今回JALが参画し、映像分析や生体認証を活用した実証実験を行う。

南紀白浜エリアにおけるIoTおもてなしサービス実証の概要

今回の実証実験は以下の3つのステップで行われる。
1、南紀白浜空港における笑顔写真撮影サイネージ
2、南紀白浜空港における手荷物待ち時間可視化サイネージ」を実施
3、羽田空港初の顔認証による手ぶら決済

※対象者は、IoTおもてなしサービス実証に登録した人

1、南紀白浜空港における笑顔写真撮影サイネージ
搭乗までの時間を楽しんでもらうために、ディスプレイの前に立つと記念撮影を楽しめるサイネージを搭乗待合室に設置。笑顔を採点する機能もあり、点数に応じて変化するオリジナルのフォトフレームで撮影が楽しめる。「IoTおもてなしサービス実証」に登録しているユーザーは、顔認証システムにより、登録しているメールアドレスに写真データを送信することが可能だ。
※登録不要で撮影可能。記念写真のメール送信には顔登録・本人同意が必要。(2020年9月4日~サービス開始)

2、手荷物待ち時間可視化サイネージ
手荷物受取所に設置した液晶ディスプレイのカメラで個人を認証し、「IoTおもてなしサービス実証」に登録されたJALマイレージバンク会員のステイタス情報に基づき、手荷物の返却予定時刻をアニメーションでわかりやすく案内する。(2020年10月末から実施予定)

3、羽田空港初の顔認証による手ぶら決済(2020年10月末から実施予定)
顔認証決済は羽田空港では初めての取り組みになる。

時間がない空港で顔認証決済ができるのは、顧客にとっても嬉しい限りだ。