東京ポートシティ竹芝がオープン 都市型スマートビルが変える未来

AI/Digital Signage/IoT /

本日9月14日、東京港区に開業する次世代型施設「東京ポートシティ竹芝」が話題になっている。東京ポートシティ竹芝は、東急不動産と鹿島建設により開発されたオフィスタワーとレジデンスタワーで、AIやIoTの先端テクノロジーが採用され、都市型スマートビルのショウケースになっている。オフィスエリアには、ソフトバンクとソフトバンクグループが本社移転する。

GASKETがこのビルに注目する理由は、センシングデバイスとエッジ解析にある。ビル内のあらゆるデータをソフトバンクが開発したプラットフォームで収集し、リアルタイムに処理・配信することで、入居者や顧客の CXを高めようとしている。

商業施設の全店舗には「AIカメラ」が設置されている。顧客は館内の約30カ所に設置されたディスプレイをチェックすることで、リアルタイムにお店やトイレの混雑状況を把握できる。コロナ禍でソーシャルディススタンスが求められる中、今後、このテクノロジーが普及していきそうだ。

テナント側もAIカメラやWi-Fiのデータを解析した館内利用者の分析レポートを得ることで、「数値に基づいたマーケティング」を行える。これにより「売り上げ予測」や「在庫管理」の精度が高まるはずだ。

配送ロボットCuboidくん(キューボイドくん)

東京ポートシティ竹芝では、警備ロボットや配送用のロボットも活躍する。これらのロボットを活用することで、人手不足を解消しながら、生産性を高めている。当然、ロボットは新型コロナウイルス対策にもなる。コンビニの陳列業務を担うロボット「Model-T」 や、荷物運搬が可能になる配送ロボット「Cuboidくん」、警備業務を効率化する警備ロボット「SQ-2」などがコロナ禍での人と人との接触を減らすことにも成功している。

今までGASKETが取り上げてきたテクノロジーがここ「東京ポートシティ竹芝」に集積されている。コロナ禍の中、オフィスビルの淘汰が今後進みそうだが、デベロッパーはビルをスマート化することで生き残りをはかっている。次回は現地からレポートしたい。