JR東日本で最大規模のエキナカ商業空間「グランスタ東京」のデジタルサイネージ

Digital Signage /

東京駅北側通路周辺に、既存の改札内商業施設「グランスタ」と統合した「グランスタ東京」、待合空間「スクエア ゼロ」、新改札口「グランスタ地下北口」が8月3日に誕生した。

吹き抜けの空間演出を施した大型デジタルサイネージ、空港でよく見かける「360°LEDディスプレイ」、トイレや飲食店の空き状況を知らせるアプリとの連動もある案内ディスプレイ、壁や柱などにも様々なデジタルサイネージが設置されている。

「グランスタ東京」の中心にあたる待合空間「スクエア ゼロ」には、1階から地下1階の吹き抜け空間に高さ6.9mある3基の大型デジタルサイネージと四方を囲うように横型LEDが設置され、更に天井もRGB調光可能なパネルになっておりデジタルサイネージと連動した演出が可能となっている。現状は広告用途ではなく四季の演出やシティプロモーションに活用するようだ。

常設コンテンツとして放映されているのは、日本の美しさを集めたフォトアーカイブ「FIND/47」を活用した「47 WINDOW in Tokyo Station」。日本全国のカメラマンが撮影した情景写真をエフェクトを加えたスライドショーとして見せているが、高さ6.9mの超縦型サイネージで47都道府県の魅力を写真素材で伝えるには工夫が必要だろう。

「47 WINDOW in Tokyo Station」で表示される情景写真には撮影場所の詳細情報も入るため、「360°LEDディスプレイ」や休憩エリアの壁に設置されたデジタルサイネージのほうがコンテンツの魅力は伝わりやすい。

地下1階の新設トイレは水景をテーマにしたデザインが特徴で、入口のサイネージには個室の空き状況が表示され、個室内部には日本の水景写真の掲示(デジタルサイネージではない)と、個室の利用を判別するセンサーが設置されている。

トイレの個室に設置されているセンサー

「グランスタ東京」の開業と同時に本格運用開始したスマートフォンアプリ「東京ステーションナビ」でも、地下1階新設トイレの個室空室状況は表示される。また、飲食店の混雑状況もデジタルサイネージとアプリで表示されるが、行列の出来た店舗は「営業中」の表示となり、訪れた日は混雑状況・整理番号発行機能は活かされていなかった。運用中の課題があるのだろう。さらに「東京ステーションナビ」のAIコンシェルジュは、AI学習中のためオペレーターが順番に回答するという状況であった。