巨大倉庫に併設された食堂の三密対策

Digital Signage/IoT /

船橋にあるMFLP船橋という巨大な倉庫センターに勤務する人向けの食堂に行く機会があった。普段あまり行くことがない倉庫という場所での三密対策がかなり徹底していたので報告する。

MFLP船橋は三井不動産が運営している倉庫、いわゆるロジスティックセンターである。場所は船橋オートレース場の跡地で、屋内スキー場があった場所(現在はIKEA)に隣接している。高速道路を挟んで反対側はららぽーとだ。

ゲート棟にある食堂に入ってみたのだが、入り口にはサーマルカメラによる体温(体表面温)の計測が行われていた。行われていたと言っても、サーマルカメラが置かれていてその画面がディスプレイで可視化されているだけで、チェックが行われているわけではない。ここで37.5度以上になると、反対側においてある非接触体温計で自主的に検温を行うように掲示されている。

Hikvision社製のサーマルカメラ。計測は早い。
自主的に「二次検査」ができるようになっている。
非接触体温計

無事に検温が終わると食堂への入口がある。出入り口は2箇所あるのだが、いまはそれぞれが入口、出口の専用として使われれている。動線を片方向にしたいようだ。

入口側
出口側

11時過ぎに行ったのでまだ他に客は殆どいなかった。対面型のテーブルはすべてアクリル板で仕切られていて、窓際のカウンターは座席が一つおきでしか使えないようにテープで目張りされている。全体としては半分ほど人員しか利用できないようにされている。そのため食時にはほぼ満席になったが、入場規制的なことは特になにも行われていなかった。

アクリル板が多く使われている。

食堂内には週単位のメニューがデジタルサイネージで表示されている。文字のみで、シズル感のある写真や動画があるわけではない、いわゆる献立表だ。これの接触率がかなり高いのには驚いた。

こうした倉庫街や工場街では、周辺に飲食店が少ない事が多い。MFLP船橋でも地図を見る限り同じだと思われ、ここの食堂の利用率が高いはずだ。そうすると食事が終わったあとに、明日のメニューを確認して、明日も来るか、ちょっと歩いてでも他に行くか、あるいは2店舗あるコンビニに弁当を買いに行くかと行った計画をここでなんとなく決めているようである。残念ながらこのメニューはスマホなどから確認することは出来ないようだ。

週間メーニューはデジタルサイネージで表示
食券の券売機。ディスプレイが付いているが販売中という表示のみで使用されていた。

館内にはMFLP船橋の勤務者向けのフィットネスジムなどもあり、託児所なども備えている。三密対策も含めて、これまでの倉庫のイメージを覆す充実して快適な労働環境と感じた。

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