無印良品で唯一のセルフレジと3面サイネージのいま

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無印良品にもセルフレジ導入店舗がある。武蔵野美術大学の市ヶ谷キャンパス内にある「MUJI Com 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス」は、無印良品で唯一のセルフレジ導入店舗だ。店内にはカフェや有人サービスカウンターもあるのだが、有人レジは存在しないため、物販だと基本的にセルフレジを使うことになる。

「MUJI Com」は、無印良品のなかでも駅やホテル、学内などに設置されるコンパクトな店舗形態。セルフレジの試験導入店舗にMUJI Comを選んだのは、省力化とともに、省スペースが目的かもしれない。

セルフレジは、メーカーの汎用機をほぼノーカスタマイズで導入しているのか、無印らしからぬカラーリングで異質感が強い。画面左下にバーコードリーダーが内蔵されており、それを使って購入商品のバーコードを読み取っていく。バーコードリーダーは、MUJI passportとの連携にも使われている(スマホにバーコードを表示させて読み取らせる)。


支払いは、現金、クレジットカード、交通系電子マネーのほか、MUJIショッピングポイントにも対応している。

7月に訪れたためか、ビニール袋は一切なく、紙袋のみとなっている。紙袋はサイズ違いで4種類あり、いずれも無料。

無印良品唯一のセルフレジの使い勝手は、正直なところ、あまりよくない。購入品を一時的に置く棚はあるものの、読み取り前後で商品を分けて置くことができない配置だし、バーコードリーダーの読み取り範囲が狭くて使いにくい。何気なく使っているセルフレジも、いろいろとノウハウがあるのだと思わされる。1度でも使えばわかる課題が、いまだに改善されてないところを見ると、ここから本気で展開していく意思はあまりないのかもしれない。

ちなみに、この店舗には3面のサイネージが設置され、かつてはショーウィンドウコンテンツが放映されていた。いまはそのようなコンテンツは放映されておらず、3面とも縦設置されたモニターに横長映像が流れる残念な状況になっている。

店舗の外側、キャンパスの入り口には、無印良品の自動販売機「MUJI POCKET」が設置されている。飲料のみが並ぶ飲料自販機と、軽食や雑貨(汗拭きシートや折りたたみ傘)が入ったスパイラル搬送式自販機が併設されている。MUJI Comの営業時間が20時までなので、それ以降もキャンバスの人々が無印の商品を買えるようにするためとのこと。併設施設と店舗の営業時間が異なるケースのあるMUJI Comらしい取り組み。銀座店にも設置されているが、これもホテルの宿泊者がいるためだ。