「mmhmm」 を見てオブジェクトベース放送のことをちょっと考えた

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オンラインプレゼンテーションツールとか、バーチャルカメラアプリと言われている「mmhmm」が話題になっている。これはオンラインでのプレゼンツールとしての課題を解決しようという意欲を強く感じ取れる。

オンラインのプレゼンテーション、ウェビナー、そして学校の授業を多数こなしてきて、とりわけZoomを利用した場合の課題を痛感している。Zoom以外のツールは筆者的には学生のことまで考慮して使い物にならないと思っているので話からは除外する。筆者はmmhmmのクローズドベータには執筆時点で参加できていない。なのでコタツ記事である。

mmhmmの概要はオフィシャルの動画をまず見てもらいたい。

こちらの本田さんの動画も。

lifehackingのこちらの記事にものすごく重要なことがさらっと書いてあるので引用させていただく。

プレゼンを見たい人はこのリンクを使って表示させれば、動画をそのまま再生するのではなく、プレゼンを任意のスライドにめくったり、必要に応じて演者を透明にしたり、音声をミュートしたりと、自在に操作できるようになります。
プレゼンそのものが解体されて、見る側の都合にあわせて再構成されるのです。これはすごい!

lifehacking

そうなのだ、mmhmmはオブジェクトベースのコンテンツとして共有することができるのである。ここが一番重要。オブジェクトベースというのは、mmhmmでいえば、プレゼン者、プレゼン資料、WEBサイトなどを別々のもの(オブジェクト)として構成して配信されていて、再生側でプレゼン資料だけを見る、といったことが簡単にできるのである。

これは放送とも無関係ではない。オブジェクトベースの放送については、日本ではNHKが技研公開で音声について言及をしているだけで、映像も含めた放送に関する話を見たことがない。もちろん放送は免許や制度があるので、放送と言っても日本的にはネットで行うことは何の問題もない。そしてある種の放送番組的コンテンツにおいては、オブジェクトベースという考え方は非常に重要であると考えている。

オブジェクトベースの放送については、ニュージーランドのCWIの動画がとてもわかりやすく解説をしている。

GASKETでは先日こうした記事も掲載した。ここでは手書き文字の実写に重要性を指摘しているが、オブジェクトベースで考えれば、mmhmmに今後実装されるのではないだろうか。プライベートベータテストに参加できるようになったら、色々試してご報告をしたい。