『アルカキット錦糸町』各テナントの密対策(5/31現在)

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JR錦糸町駅北口にある商業ビル「アルカキット錦糸町」は、緊急事態宣言の発出を受けて臨時休館していたが、5月29日から営業を再開した(31日までは、三井ショッピングパークカード会員限定での営業)。密対策が求められるなかでの再開となったが、具体的な方法はまだ試行錯誤の最中なのか、テナントごとにその対応は大きく異なっていた。

COLONY 2139

右手の男性がiPadのアプリを使って入退場人数をカウントしている。

1階奥にあり、多くのお客を集めるCOLONY 2139は、もともとは、どこからでも出入りできるオープンなレイアウトなのだが、三角コーンを立てて出入り口を1か所に制限し、タブレットのアプリを使って人の出入りをスタッフがカウントしていた。見ている最中に規制をかけることはなかったが、スタッフに話を聞くと、テナント内に一定人数が入ると制限をかける運用になっているそうだ。

ユニクロ

ユニクロも、開口部を三角コーンで封鎖して入口と出口を1か所に集め、そこに常時スタッフが立って入店客に手指消毒を促すほか、スマホのアプリを操作して人の出入りをカウントし、そこから推定される店内人数をもとに、店舗内の客数を管理していた。ときどき入店規制が入り、入り口には15メートル以上の行列ができることもあった。

無印良品

無印良品もベルトポールパーティションを立てて出入口を1箇所に絞っていた。COLONY 2139やユニクロのように、常時スタッフが立つようなことはせず、自由に出入りをさせていた。ただ、店内の状況が密になったと判断すると、スタッフが出てきて出入口にたって入場制限をかけていた。

入店規制の行列に並んで店舗内に入ると、売り場は拍子抜けするほど空いており、商品選びにはまったく支障がない。ただ、レジ前までいくと、10メートル以上の行列になっていた。スタッフに聞くと、レジ前の行列と店内の人数を勘案して制限をかけるそうだ。何を基準として入店規制をかけるのか、判断が難しい。

入店前に10人ほどの行列に並んだが、10分も待たずに入ることができた。
売り場は空いていたのだが、奥のレジ前には長い行列が出来ていた。これが長くなると入店制限をかけているようだ。

ソフトバンクショップ

ソフトバンクショップは、完全予約制での運営となっていた。前日までにウェブでの予約するように、QRコード付きの案内を掲出していた。

GU

ユニクロと同じファーストリテイリングが運営するGUは、棚やマネキンの位置を動かし、入口と出口をそれぞれ1か所に絞っていた。入り口には棚が設置され、消毒液のポンプが置かれていた。入り口にはときどきスタッフが立っていたが、基本的には無人のようだ。

パシオス

パシオスも基本的にはどこからでも店内に入れるオープンな構造だが、5月31日現在はベルトポールパーティションを立てて出入口を絞り、タブレットで混雑状況の案内を行っていた。

案内によると、人工知能カメラが来店客のマスク着用有無や店舗混雑状況予測をしているようだ。訪れたとき、このタブレットには「店内は混雑していません 安心して買い物をお楽しみ下さい。」との表示されていた。

しかし、店内には防犯目的と思われるカメラしか見当たらず、タブレットのカメラを使うにしても、その撮影範囲外にも出入口があり、どのような情報をもとに、混雑状況を判断しているのかは不明だった。

その他

いくつか、密対策をしていた店舗を紹介してきたが、ただ実際にはこのような措置を行っているのは少数派で、そのほかの店舗では、入り口付近に消毒液ポンプを設置することはあっても、人数制限やそれを考慮した動線変更を行っているところは少なかった。


そのほか、化粧品の棚では、テスターを自由に利用できなくなっていた。衛生管理のためにスタッフを厚めに配置するか、テスター以外の販促方法が求められることになりそうだ。