自粛ムードが緩んできた東京のまちなかで見た風景

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アパレルは、コロナで苦境に立たされている業界のひとつ。ジーユーの店舗では、ソーシャルディスタンスのため、入口での入店者数を管理しているほか、オンラインストアへの誘導も行っている。

外食も非常に厳しい状況だ。入店時に店員が声がけして手指消毒を行う、営業時間を短縮する、常時ドアを開けて密閉を避ける、店内では隣席とスペースを広く取る、などの工夫をしている。店舗内の定員が半減しているため、ケータリングやテイクアウトなど、店舗内飲食だけではない売上が必要になっている。

この苦境のなか、日本マクドナルドは逆に売上を伸ばしており、2020年の第1四半期では、前年比で全店売上高がプラス5.9%だ。店内での飲食はできなくなったが、ドライブスルーやデリバリーが増加傾向にあることから、18四半期連続での売上増を達成している。

巣ごもり需要で売上を伸ばしているのが家電だ。大型家電量販店のビックカメラでは、入口と出口を分離し、入り口にはカウンターを設置して店員が客ひとりひとりの検温をするとともに、手指消毒を行っている。

ヨドバシカメラでは、入り口付近に電池式のサニタイザーを設置し、消毒を促している。見ているとほぼ全員がこれで手指消毒を行っていた。サニタイザーはメーカーからの提供品なのか、商品のプロモーションも行っている。

巣ごもりで利用客が増えている代表がスーパーマーケットだ。密な状況をできるだけ避けるため、時間別の店内混雑度合を掲出し、オフピークを促す店舗もでている。また、カードやカゴなど手を触れるものに対する消毒の頻度が非常に高くなった。

エレベーター内ではどうしても密になりやすい。マスク着用のマナーが求められるようになってきた。また、エレベーターの呼び出しや操作でのタッチを嫌がる人が増えてきたこともあり、中国では顔認証や音声操作に対応したエレベーターソリューションが出てきており、日本でも日立が同様のリリースを出している

コロナで状況は大きく変化し、私達もビジネスをそれに合わせて変化させていかなければならない。とあるカフェは、SOCIAL DISTANCING CAFE TOKYOと店名を変えて営業していた。これぐらいの柔軟さが必要なのかもしれない。