「新しい生活様式」はビジネスチャンスの宝庫

AI/Digital Signage/IoT /

長期戦である。長丁場である。厚生労働省が「新しい生活様式」を示した。これをどう受け止めて、どう実践するのかは各人、各会社、各業界がこれから考えていくことになる。ここに示されたことは少なくとも程度の差こそあれ、当面はこの流れは大きく変わることはないだろう。

ここで示されたことは、「これまでの生活様式」とは異なることも少なくはない。これを実践するために、もしくはこれによって失われる利便性をテクノロジーで補うことができないか。これがGASKETの論点である。

「会話をする際は、可能な限り真正面を避ける。」は飛沫を避け、マスクを付け、アクリルなどで遮蔽することである程度低減できる。そのためマスクの売上だけではなく、現在透明アクリルパネルは品薄である。更に感染拡大が進むようであれば、次は使い捨ての手袋が不足するだろう。小麦粉が不足するというのは誰もが想定できなかったに違いない。

こうした例は直接的なモノの話であるが、生活が変わることによるサービスの変化も同様だろう。テイクアウトやデリバリーが増えている。そのために出前館やUberEatsが活況だ。その裏ではいま大量の使い捨てのプラ容器が消費されている。これを解決するのとはできないのか。密を避けて分散化するための予約制の方法はないか、いや、予約制の導入が目的ではないので予約以外の方法はないのかということだ。

先日からこのGASKETのメディアオーナーであるビズライト・テクノロジーが提供を始めた「断密サイネージ」は、スーパー、役所、ATMなどでの入場規制にかかる手間と感染リスクから従業員を守ることが第一目的だ。そのために、センシングテクノロジーとしては顔認識と骨格推計を利用したエッジAIと、アウトプット先としてのデジタルサイネージと、表示コンテンツ切り替えのための物理スイッチやスマートフォンからのワンタッチ更新、さら同じ情報の来店前に自宅から事前取得ができるいったものが組み合わさっている。こうした仕組みは、入場規制が行われなくなった場合でもそのまま応用できる。入店者属性情報を取得して販売データと組み合わせることで、詳細なマーケティングができる。これらは大手のスーパーであれば大量の資金で実現できるのだろうが、条件と工夫次第だが数十万円程度から実現することもできる。

「新しい生活様式」はよくわからないとか、現実的ではないとか、文句や批判、ツッコミどころは満載だ。これでは成立しない業種や職種もあるかもしれない。それを言っていても、行政が少しは助けてくれるかもしれないが長続きはしない。きっかけはともかく、この先成立し得ない職種や業種はというものは当然ある。この事実から目を背けず、この新しい生活様式からそれぞれが想像力を働かせて考えるしか無い。IoTやAIはあらゆる場面に置いて応用できる可能性が高いのことは間違いない。ここのはヒントがきれいに整理されている、と見方を変えてはどうだろうか。