2007年9月4日の逗子海岸でのアカウミガメの旅立ち

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緊急事態宣言真っ只中の休日のヒマネタである。海岸にも散歩に行ける雰囲気でもなく(あとで行くけど)、気分転換に過去の写真を探っていたら、2007年に逗子海岸でアカウミガメの孵化に立ち会えた時に撮影できた写真が出てきた。

EXIFデータやオンラインで検索すると、2007年の9月4日のことである。産卵があったのは6月28日のことのようで、たまたま釣りに来ていた方が親亀の撮影をしていて、別の方がブログを書いていた。このブログには筆者が当時やっていたブログへのリンクで、ここにアップしている写真もリンクしてくれている。残念ながら私のブログはもう残っていない。これは貴重である。

筆者撮影
他の子ガメの足跡がたくさんある。

先ほどのブログから、筆者が書いた内容の抜粋の抜粋。

かなりラッキーが重なり、今晩アカウミガメの誕生を見ることが出来ました。
2007年9月4日21時50分ごろです。たぶん18匹が海に旅立っていきました。

体調は7センチくらいでしょうか。案外早く、まさにヨチヨチと海に向かっていきます。光に向かう性質があるらしく、みんなでガイド用にライトで誘導しました。

この日になぜ逗子海岸に行ったのかは記憶にない。産卵があった後には何回か海岸に行ったし、孵化は夜だと言うのでこのときまでに2回くらい行ってみたと思う。動画も撮影したのだが、暗くて案外早く動くのでまともに撮れたものはなかった。上の写真に足跡がいくつか残っているが、これは別の子ガメが海に向かっていった時のものだ。速さは秒速1m弱くらいでびっくりするくらい速い。

ライトで誘導したのは、明かりに誘われるということなので、中には逆走する子もいたので、その場にいた10人くらいで全個体を誘導した。手を使うということは一切していない。たぶんそれはしてはいけないことだろうとなんとなく思ったからだ。

日本に限らず、特にアメリカ西海岸では人がいないためなのか、ウミガメの産卵が相次いでいると聞く。この時以降には逗子海岸でのウミガメの産卵は確認されていない。もちろん発見されていないだけである可能性は十分ある。特別なネーチャーリズムを信奉するわけでもないが、やっぱり大切にしたいと思うし、また帰ってきてくれていたらいいなあと心から思う。ところが前述のブログによると

海に伏流水が流れ込んでいる逗子海岸は海の温度が低いことから、孵化する卵はすべて雄になってしまいます。今回も孵化した卵は全て雄。だからウミガメはかえってこないんです。ショック・・・。ウミガメの産卵に適しているのは雌雄のバランスがとれる27.5~28.5度の海なんですって。がくっ。講演した海洋生態学研究センターの倉持卓司さんによると、昨年の産卵は「間違って偶然逗子に来てしまったと考えた方が良い」とのこと。しかも「たくさんの人に囲まれて孵化するのは、亀にとっても良くなかった」と言われ、耳が痛くなりました。

とのこと。あれから13年。沢山の人に囲まれて孵化したのは良くなかったとの専門家のご指摘。ごめんなさい。