コロナ時代に医療関係者を救う取り組み

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コロナパンデミックが日本でも起こり、医療崩壊が現実になってきた。相次ぐ院内感染によるクラスター発生で、医療関係者の感染が話題になっている。医療従事者の被害を食い止めるため、世界中でテクノロジーの活用がスタートしている。

米国の総合病院メイヨークリニックのフロリダ州のジャクソンビル支部では、コロナウイルスの検体搬送に自動運転シャトルを利用する実験を開始した。

この取り組みには、自動運転のシャトルを開発するフランス企業のNAVYA、自動運転ソリューション開発のBeepが協力している。新型コロナウイルスの試験向けキットの輸送と検体の回収を自動運転車両で行うことで、検体を運搬するスタッフを減らせ、感染の可能性が下げられる。

一足先にコロナウイルスが収束した中国・武漢では、JD.com(京東商城)が2月に自動運転車による医薬品の配送を行った。JD.comの発表によれば、指定された病院である武漢第9病院に医薬品を配送し、人と人との接触を減らすことに貢献した。

日本でも感染防止を防ぐための動きがスタートしている。株式会社ZMPは、新型コロナウイルス感染症の軽症者等の宿泊療養施設内での物流支援ロボットCarriRo®による物資搬送ソリューションを提供する。

物流支援ロボットCarriRo®のエレベーターへの自動乗り降り

軽症者等の受け入れを行う民間のホテルでは、日々の弁当配送やゴミの回収など、多くの物資搬送業務が発生する。このような搬送業務には、各自治体の職員が緊急対応するなど、深刻な人手不足が発生しているだけでなく、職員の二次感染など今後施設の拡大にあたっては大きな課題に直面している。さらに、療養軽症者も施設の閉鎖空間で大きなストレスを抱えているということも課題となっている。

ZMPではこの状況に対して、物流支援ロボットCarriRo®の活用により、医療、運営職員の①感染リスク低減、②心理的負荷の軽減、および③運搬業務の省力化に貢献するソリューションを提供する。本ソリューションについては、複数の自治体の協力のもと、宿泊療養が計画されている実際の施設で動作検証も行う。

民間のホテルなど、新型コロナウイルス感染症の軽症者を受け入れる施設では、日々の弁当配送やゴミの回収など、多くの物資搬送業務が発生。このような搬送業務には、各自治体の職員が緊急対応するなど、深刻な人手不足が発生しているだけでなく、職員の二次感染なども大きな課題となっている。

CarriRoは、自動運転技術を台車に応用して開発した物流支援ロボットだ。負荷を軽減するアシスト機能や指定したエリアを自動で移動する自律移動機能を搭載し、作業員の負荷を軽減や、生産性の向上に寄与する。

新型コロナウイルス感染拡大防止に取り組むロボティックスや自動運転のベンチャーの動きを今後もGASKETで紹介していきたい。

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