札幌のデジタルサイネージのおさらい 2020春

Digital Signage /

最近は札幌には1年に1回行くかどうかというペースで、せいぜい一泊、それもスケジュールはだいたい埋まるのできちんと街の探索ができていない。今回は日帰りだったのだが案外時間が取れたので、札幌駅周辺のデジタルサイネージをウオッチしてみた。

こちらは2017年の10月に稼働した「SATSUEKI VISION」と言う媒体である。サツエキという言い方が筆者には新鮮な響きである。運用は2017年からということなので、これまでに少なくとも4、5回はこの場所、JR札幌駅の自由通路を通っているはずだが、今回始めて気がついた。というのもディスプレイ配置が整然としておらず、なんとも不思議な並び方であることと、ディスプレイは極めて明るくてクリアだったので新しい媒体だと思いこんでいた。この記事を書くために調べて初めて既存媒体であることを知った。

続いてJRの駅から地下鉄の駅に向かう通路の「JRタワー札幌ピラービジョン」だ。これはもう5年位は経過したのではないだろうか。縦2段積みというディスプレイ配置が目を引く媒体である。といっても上下2面で1素材の運用は多くはなく、下段には広告主名がバナーのように掲出されるユニークなものだ。当初から上下2段を使えばいいのにと思っていたが、ずっとこの運用なのできっとこれでいいのだろう。各面の掲出タイミングも今ひとつルールが良くわからないが、非常に目につくこと媒体であることは間違いない。

毎時00分には時報コンテンツも掲出される。

こちらはずっと地下歩行空間を歩いて大通駅の近くの、これはきっと最近設置された媒体だ。こちらは上下2面を1キャンバスとしたクリエイティブが多い。広い地下道の左右両方の12柱の裏表に設置されている。こうした上下2段積みは、関西の駅、京橋だったか天王寺だったかなどにも見られる例だ。

地下歩行空間を歩いていて見つけたクリエイティブがちょっと気になった。

写真に手書き風のイラストをアニメーションのように重ねている。これが結構目を引くクリエイティブに仕上がっていた。特に新しい表現手法ではないが、写真を背景として手前にアニメーションを重ねるのはつい見てしまう。特に20秒目くらいのバスのカットは動きもあって、余白も感じる仕上がりだ。