【CES2020】Vol.02 CES Unveiledから気になったもの

AI/Digital Signage/IoT /

CES Unveiledはプレスイベントで、まさにベールを脱ぐという趣旨のイベントだ。以前に比べるとキワモノも含めた本当のイノベーターはEureka Parkの方に移動しているのでパワーダウンはしているのだが、気になるものをいくつか紹介所いておく。

一発目からこれである。マイクロフォンでなく、パーソナルマッサージャーである。こういう製品は以前から大真面目に開発を行われている領域で、デジタルヘルスの中のSEX TECHというジャンルになる。

これはLORA DICARLO社のもの。詳しい動作はこちらの動画から。これは本体裏面に調整ボタンがあるのだが、他社の類似製品ではアプリでコントロールするものもある。

次は関連があるのか無いのかよくわからないが、男性用の早漏防止のデバイスである。写真は事情によりお見せできないが、皮革製のデバイスと薬品によって神経を抑制するのだという。Morari Medicalの製品だ。日本にはTENGAというグローバルマーケットを持つ企業があるが、TENGAをIoT化した製品を期待したいところである。

続いて斬新な日本のmui labのサイネージデバイスである。本物の木の中に6000このLEDを埋め込み、その上から薄く削った木を張り合わせて透かして表示をさせている。専用のペンで「柱の傷」を書いたり、手書きメモもできる。数年前からあるようだが、これはデジタルサイネージ的には画期的な取り組みなのではないだろうか。サイネージ業界では本製品の話を聞いたことはなく、どちらかというとインテリアデザイン側にリーチしているようである。写真では質感が伝われないが、現物を見ると感動する。

こちらはCUZEN MATCHAのコーヒーメーカならぬ抹茶メーカだ。上部の筒の部分で茶葉を粉にして、水やお湯をカップに注ぐ。器の中の黒い物体は磁性体で作られていて、筐体の下に磁石があって回転すると、黒い物体も回転し、これで茶筅のように粉とお湯を撹拌するのである。抹茶に詳しい方はおわかりだと思うが、かき混ぜるところが重要なのだが、上部から茶筅をおろして撹拌させようとすると構造的にかなり複雑になるが、この方法だととても簡単である。裏千家か表千家の公認マシーンになればいいと思う。茶葉は緑茶のものでは使えない(この製品がではなくそれでは抹茶にはならない)ので専用の葉を使うのだが、これが一般には茶葉の状態では流通していない。そこで茶葉の販売とセットのビジネスモデルというのはよくできている。味も良く、デザインもクールでこれはすぐにでも売れるように思った。本体は300USD。

小糸製作所のブレードスキャン®アダプティブハイビームシステムである。自動車ライトをイメージしており、対向車や先行車の部分だけ光を弱くするというもの。仕組みは画像認識によって対象物の位置を認知して、光源前の置かれたブレード型の反射鏡を回転させて、光源の点滅のタイミングをリアルタイムで制御するというもの。すでにレクサスRXには搭載されているそうだが、CESではこの技術を他に応用できないかと行く期待を持っての出展だそうである。