媒体特性とタイミングを生かした川口市✕アルヒの電車内サイネージ事例

Digital Signage /

埼玉高速鉄道の川口市のPR映像が車内のデジタルサイネージとして面白い取り組みをしている。左右2画面のディスプレイを利用して、元々15秒1画面の動画素材をまさに多面的に訴求している。また本当に住みやすい街大賞2020とのコラボレーションを行っているので紹介しておく。

こちらがその内容だ。冒頭部分には左右の両画面に川口市が本当に住みやすい街大賞1位になった告知を入れて、左は元々の川口市の15秒CM動画素材、右は川口市が1位に選出された理由を静止画で表示している。

車内で掲出されている様子

この企画は、もともとは川口市の既存の15秒PR動画素材を普通に掲出する案件だったのだが、そのタイミングでアルヒ(株)が主催している川口市が本当に住みやすい街大賞2020で1位に選ばれたことがわかった。そこでこれも含めて告知したいという話になり、2画面を利用し、かつ制作費もできる限り押さえながらのクリエイティブとなった。さらに川口市のPR素材に続いて、アルヒの15秒CM素材を連続で掲出している。

既存の素材をそのまま掲出するのではなく、今回のケースのように、タイミングや媒体にマッチした表現を行うということは、人の暮らしに近いメディアであるデジタルサイネージでこそ重要ではないかと思う。

川口市PR素材と連続で掲出されているアルヒのCMより

オリジナルの川口市のPR映像は2分17秒。「お願い 住んで川口市」いい意味で自虐的でユニークだ。これは家探しをしている人には「え?そうなの?」と思わせる内容である。少なくとも川口市のイメージアップに貢献していることは間違いない。映画「翔んで埼玉」のノリに近い。

こちらは車内でも放映されているアルヒのCM。

このコラボレーションは元々予定されていたものではなく、媒体社であるビズライト・テクノロジーが企画提案を行い実現できたものだ。横浜の日吉から目黒、アルヒの本社がある六本木一丁目、川口市内の何駅かを経由して浦和美園まで走っている、埼玉高速鉄道の電車内のデジタルサイネージ媒体ならではなPR&広告企画である。