渋谷フクラスのデジタルサイネージ

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渋谷フクラスのサイネージチェックに行ってきた。開業は12月5日である。場所は旧東急プラザがあった場所だ。新ビルは東急プラザとオフィステナントが入り、全体として渋谷フクラスと呼ぶようである。

渋谷駅は開発途上なので、写真の右側にある駅から直結されるブリッジが開通するのはまだ何年か先のことだろう。それまでは地上からのアクセスとなる。この日理事からの視認性が良いと思われる壁面には、すでにLEDディスプレイが放映を開始している。幅5120ミリ、高さ2880ミリで231インチである。渋谷の周辺にあるディスプレイに比較すると非常に小さく感じる。右上にある固定のサインとのサイズ感、バランスなどは見てのとおりである。

地上側のエントランスに異型のLEDディスプレイがある。左が広告媒体で281インチ、右は常に時計を表示するようだ。こういう組み合わせは珍しい。時刻というのは万人にとって常にキラーコンテンツなので、一瞬誰もが目を向ける。そのついでに広告も見てもらう、という意図だろうか。

時計コンテンツはアナログ時計がきっと正解で、下のアムステルダムのスキポール空港くらい工夫されたら最高だ。

バスターミナルエリアには縦型が4面ある。

ここはバスを待つエリアとなっていて、その上部にはプロジェクターで投影されるエリアがある。東急エージェンシーの媒体資料にはこの上部のプロジェクター部分は掲載されていないので販売はされないのかもしれない。

それなりに高輝度のプロジェクターだが視認性は高くない。

ハチ公側の路地に出るところには9面のマルチ。このサイズは今となってはやはりベゼルが気になる。

エスカレーター横やエレバーター周辺などにはアナログの館内案内とセットで縦型のディスプレイ。これがガラスと一体化されたデザインで、とてもクールなデザインだ。

こういうデザインを見ると無骨な筐体はもう厳しいと言わざるを得ない。

驚いたのがこれ、デジタルハチ公だ。動画を撮影したのでご覧いただきたい。

デジタルハチ公は自体は最近徐々に見かけるようになったプロペラ型LEDによるもの。iPhoneで撮影したのでシャッタースピードが可変できず、映像が欠けてしまうのはご容赦願いたい。この手のディスプレイではお約束の透明ケース入り。横のタッチパネルで犬種を変えたり、着せ替えなどができる。このデジタルハチ公がこの状態で、何年ここに座って待っていられるのだろう。

奥の空間は3面のディスプレイによる没入感のある映像。これも角の部分の処理、そしてベゼルが気になる。またこの距離感でこの画面を見ていると映像酔いする人が出るように思うのだが大丈夫だろうか。

待ち合わせ場所としてのデジタルハチ公を見る限り、どうしてもデジタルの限界を感じざるを得ない。