ロボティクスが変える丸の内の景色

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新丸ビルの地下一階に以前から気になっていたロボットがある。それは、ALSOKの「REBORG-Z」という警備ロボットで、先週丸の内に赴いた際に体験してきた。

このロボットは1人2役で警備、館内案内を行う。警備機能においては、昼夜で異なる働きをする。ビルが営業中の昼間は防災センターと接続したカメラで人通りを監視する。

ビルが閉じた夜間は館内を自動巡回し、侵入者をチェックする。ロボットは各種センサーにより、不審者や特定人物の早期発見をする。警戒ラインを越えた際に、警告を発したり、威嚇灯を点灯させるとのことだ。

また、来館者はロボットのディスプレイを使って、店舗や施設を検索できる。タッチパネルには様々な情報が表示され、音声で案内もしてくれる。ここから防災センターへの問い合わせも可能だ。小さな子供はタッチパネルから、ロボットのLEDのカラーを変えられる。

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丸ビルのフロアガイド

日本の人手不足は激しく、ロボットの活用が当たり前になってきた。特に警備や清掃などの業界の人手不足は深刻で、新しいテクノロジーに頼らざるを得ない。

新丸ビルの大家である三菱地所はロボットの導入に積極的だ。同社は「ロボットを活用した豊かな街づくりに向けた取り組み」を実施し、警備員や清掃員の人手不足の検証や街の新しいおもてなしサービスの拡充を目指している。実際、日本信号の「CLINABO」やソフトバンクロボティクスのAI 搭載のバキューム清掃ロ
ボット「Whiz」の検証も丸の内エリアで行なっている。

来年のオリンピックの頃に、丸の内ではたくさんのロボットが人と協働しているはずだ。AIとロボティクスは遠い未来のものでなく、日常の中にどんどん入り込んでいる。チャンスの芽はいたるところにあり、ほんの少し視点を変えれば、新たなアイデアが生まれてくる。自社の強みにAIやロボティクスを掛け合わせ、イノベーションを起こすことは可能なのだ。時には街を歩き周り、アイデアの芽を探そう!

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