Disney+とNetflixの戦いの行方をNeal Schafferと占う

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先日、アメリカのデジタルマーケター・ソーシャルメディアコンサルタントとして活躍するNeal Schafferとミーティングした。3ヶ月に一度彼が来日するたびに情報交換をするが、毎回アメリカのデジタルマーケティングの最新事情を教えてもらい、刺激を受けている。

今回はアメリカの動画ストリーミングサービスのNetflixとDisney+について、Nealと話し合った。新しい動画ストリーミングサービスのDisney+ が今年の11月にアメリカでスタートし、Nealの周りの多くのアメリカ人が登録しているという。実際、Disney+の米国内での登録者は11月末までに約2,400万人を突破し、そのうちの100万人がNetflixからの乗り換えだ。「Disney+」ユーザーの8割が同時にNetflixのユーザーでもある。

登録者数が順調に推移しているDisney」だが、そのユーザーの多くが有料会員ではなく、Verizon(ベライゾン)が提供する1年無料プログラムを使っている。この無料期間が終了した後で、NetflixとDisney+の争いがより激化するはずだ。

ちなみにAT&Tはamazonと組み、amazon prime videoを無料で見られる。

スター・ウォーズの映画シリーズや関連作品の『マンダロリアン』(The Mandalorian)」が人気となり、か入社を増やしているという。Netflixだけでなく、amazon prime video、Disney Plus、Appleの参入で、動画のストリーミングサービスの競争は激化している。

DisneyはNetflixから自社作品を次々に引き上げ始め、自社のコンテンツを充実させることで、有料顧客を増やしている。人気のあるシリーズ長編映画を次々に発表し、かつ今年になって20世紀フォックスを買収したディズニーは、ストリーミング業界の台風の目になっている。一方のNetflixはアニメコンテンツを強化し、グローバルの会員を増やすことを狙っている。

ちなみにNealは、普段はamazon primeを使い、見たいコンテンツがあると各社のサービスを月次で契約しているそうだ。これだけ動画のストリーミングサービスが優良なコンテンツを供給し競争が激化するとお金だけでなく、時間の奪い合いも起こっていくはずだ。

Nealは最近、Podcast(ポッドキャスト)に時間を費やしているという。インフルエンサーやコンテンツホルダーがPodcastから情報をから配信しているという。アメリカは車社会で以前からオーディオブックが盛んだが、本の情報はすぐに古くなるという欠点がある。そのため著者などのコンテンツホルダーはPodcastから最新の情報を流し、ファンを増やしているとのこと。日本の著者が最近、YouTubeを活用しているが、アメリカではPodcastを活用することがブームになっているそうだ。