深センのバスサイネージは外向け表示

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世界で初めて見たのがバスのサイネージである。もちろんバス車内のサイネージは珍しくないが、深センのバスの一部には、後部の窓にLEDディスプレイが付いていて広告を表示するものが走っている。さらに続きはスマホでということで、QRコードまで表示するものが多い。この位置にあるディスプレイを最も見るのは、後ろを走っているクルマからということになる。日本では車体の外側に、変化する映像を表示することはできないし、読み取る前提のQRコードまで表示するというのは日本では考えられないことだ。これによって深センで交通事故が多い、といった話は聞いたことはない。なお深セン走るバスとタクシはすべてEV車である。

バスの後部窓にLEDディスプレイ。動画ではなく静止画が切り替わっているものが多い

深センMTRの深セン北駅の円柱サイネージである。円柱型のディスプレイでは、コンテンツをどうするのかが鍵になる。ここで表示されていたものは、普通の映像だったので、元映像の右端と左端がつながっているが、そこは映像的に連続した表現にはなっていない。つまり普通のディスプレイに表示された普通の映像があって、ディスプレイをぐるっと丸めた状態ということだ。本来の円柱サイネージはこういうことではなく、継ぎ目のない連続的なコンテンツを表示するべきなのではないかと思う。

皇庭広場というショッピングモールのトイレの洗面台の部分。日本だとコストが見合わないところだろうが、ここ深センではこういう場所も使われる。果たして継続的な広告媒体として成立するものだろうか。


深センにはこのようにバラエティに富んだデジタルサイネージを数多く見ることができる。インストアテック関連も含めて、深センを訪ねてみることを強くおすすめする。