【東京モーターショー2019】Vol.05 NTTのkirariがFUTERE EXPOに

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東京モーターショーの中でもFUTURE EXPO(ここだけなら無料)はCEATEC見ないな空間になっている。あんまりクルマは関係ない。それはそれで全然良いと思う。そんなFUTURE EXPOにNTTのイマーシブテレプレゼンス、kirariを体験できる。

kirariはすごく簡単に言うと、クロマキーなどを使うこと無く動体(人物)を切り出す切り出す技術と、ホログラムのような立体映像の両方を組み合わせたもの、と言うとわかっていただけるだろう。

kirariは年々進化をしている。今回は実写から途中で切り出しを行い立体映像に乗り代わるという新しい演出が、バトミントンの試合の映像にとても効果的に使われている。

kirariの課題としては、その仕組み上、床面にディスプレイがあって、その上のハーフミラーの反射で床面の映像を空間上に表示してみているのだが、下の図でわかるように、床面の2Dスクリーンの映像は上下方向には奥行き感が表現しにくいので、それをステージ側から3Dで見る場合に、前後方向の奥行き感がわかりにくい。というか観客側から見ると奥行方向には距離感、移動はほぼ感じられない。

解決方法はハーフミラーを奥行方向、つまり前後に複数用意することだが、その設置が水平方向に離れていいのであれば2セット用意すればいいのだが、実際の試合では人物は重なることが多いことと、ハーフミラーを重ね合わせたときの透明度の低下が避けられない。ここは今後の課題だろう。

https://www.ntt.co.jp/news2018/1811/image/181126dc.gif

kirariの設置、セッティングも当初に比べるとかなり簡単に安価になってきているようである。kirariの特徴は、別の場所にいる人をその場に表現できることであり、映像だけではなくリアルなものと組み合わせることが最大の特徴だと思う。

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