#011 GHOSTBUSTERS IN THE PARKを体験してきた

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1980年代は私の人生の中でもっとも映画を観た時代だ。特に大学から社会人にかけての80年代前半は数多くの映画を映画館で鑑賞した。当然、その頃にはYouTubeやNetflixなどあるはずもなく、良質な動画コンテンツと言えば映画で、たまにレンタルビデオで映画を借りることはあったが、映画館の大画面で映画を観ることが多かった。

レイ・パーカーJrが主題曲を歌っていた「GHOSTBUSTERS(ゴーストバスターズ)」を観たのもその頃だ。黒人音楽が好きだった筆者は主題曲に惹かれ、このコメディ作品を映画館に観に行ったことを覚えている。

GHOSTBUSTERSは、4人の男が幽霊退治を行うSFコメディ映画だが、1984年の北米興行収入ランキングで、この映画がなんと第1位になっている。続編も含めるとこのシーリーズとして、合計3本の映画が今までに作られている。

先日銀座を歩いていたら、この映画の懐かしのキャラクターに遭遇した。ソニービルの地下に降りる階段に、例のゴーストのキャラクターがペイントされていたのだ。次のミーティングまで時間があったので、少し「Ginza Sony Park」に立ち寄ることにした。

地下のフロアに移動すると、「GHOSTBUSTERS」の35周年記念企画のイベント#011 GHOSTBUSTERS IN THE PARKが行われていた。ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの歴代95作品を「GHOSTBUSTERS」を起点に、キーワードで結び合わせた「ソニー・ピクチャーズ映画相関図」が展示されていたのだ。

テレビモニターと相関図を掛け合わせた展示の仕方が面白く、思わず会場を歩き回ってしまった。コロンビアピクチャーズ時代の「EASY RIDER」や「STAND BY ME」、最近の「THE SOCIAL NETWORK」「THE KARATE KID」などの作品の一部を楽しめるのはもちろん、床の相関図をたどりながら20世紀から21世紀の映画の歴史を学べる。キーワードと映像を観ながら会場を歩くうちに、過去の様々な記憶が蘇り、自分の人生を振り返ることができるのも嬉しい限りだ。

「人付き合い」や「ビール」「偏愛」などのキーワードを使って、各作品を結びつけているのだが、中には「?」な感じの強引な結びつけもあるが、これもご愛嬌。キーワード相関と言う新しいコンセプトの展示を観ることで、脳に刺激を与えることができた。

過去に鑑賞した作品の映像をモニターで観たり、新たなキーワードを相関図で示されることで、再び作品を観たくなると言う効果もあり、早速アマゾンプライムで「EASY RIDER」をレンタルしてしまった。彼らのマーケティング戦略に引っかかり、今もこの記事を書いているが、映像と相関図をめぐるうちに知らない作品にも、偶然出会えたから良しとしよう。

別フロアでは、ゴースト退治ができる「GHOSTBUSTERS ROOKIE TRAINING」というイベントも行われている。イベント参加者はB3Fのゴーストバスターズ東京支部の基地でユニフォームに着替えて、ゴースト攻撃ができる「プロトンパック」を腕に装着する。SonyのARゴーグルをセットし、目の前に現れるゴーストを退治できるゲームは楽しそうだ。(筆者は残念ながら、今回このゴースト退治の体験はできなかった。)

ソニーは「Ginza Sony Park」などで、自社製品を体験させているが、映画というコンテンツとARを組み合わせれば、まだまだいろいろなユーザーを取り込めるはずだ。今回のような過去作品を活用すれば、若者だけでなく、ミドルやシニア世代へもソニー製品を再び訴求できる。ソニーミュージックやソニーピクチャーズの過去の資産(作品)を活用したイベントに、参加してみたいと思うソニーファンは世の中にたくさんいるはずだ。