【IBC2019】Vol.10 君はCHANGHONGを知っているか

AI/IoT/Media /

CHANGHONGという会社はご存知だろうか。Wikiによると、四川長虹電気有限公司は、四川省綿陽市に本拠を置く中国の家電会社で、1958年10月に同じ場所に設立されました。中国で2番目に大きいテレビのメーカーです。 2004年、中国から米国に輸出されたテレビの90%は長虹によって製造されました。

欧米の展示会では常連の家電メーカーで、TCLやHisenseなどと並んで大型4Kテレビを展示することが多く、中国のホテルの客室で見かけることも多い。ただテレビメーカーとしては画質はまだ今ひとつだし、ブースの雰囲気も赤い提灯をぶら下げてしまうような、中国色が非常に色濃く出している。韓国メーカーや中国でもTCL、最近のHisenseなどは海外展示会では半数以上のスタッフは欧米人だがCHANGHONGは中国人ばかりで、要するにあまりグローバルを意識していないのではないかという感じであった。その割にはCES、IFA、IBCでは巨大なブースを構える常連で不思議な存在である。日本国内ではその製品を見ることはほぼ無い。

そんなCHANGHONGのブースは、別記事で紹介したHuaweiやHiSiliconの展示内容と全く同じものを出してきたのである。それは8K+AIであり、IoTセンシングであり、5Gである。

CHANGHONGのグループ会社のセンサーやアナログ・デジタル変換デバイス

日本企業でこういった領域を総合的に訴求している、できる会社はパナソニックくらいだと思う。ブースのイメージは中国色は全くない。中国企業では他にもDayangのようなharmonicやEvertsのような企業のレベルも驚くほど高い。この領域でも中国企業の躍進が続く。

【関連記事】
【IBC2019】Vol.01 エッジAIカメラが地味に来ている
【IBC2019】Vol.02 石の上にも3年目、ドコモのサイレントなドローンはオリンピック狙いか
【IBC2019】Vol.03 Huaweiの子会社HiSiliconは8K+AIを自社SoCで実現
【IBC2019】Vol.04 Future Zoneの基調講演がブロックチェーンだったのだが
【IBC2019】Vol.05 メディアやエンターテインメントでのAIと機械学習
【IBC2019】Vol.06 ブラックマジックデザインの295ドルのスイッチャー
【IBC2019】Vol.07 Huaweiが示す5G以降の世界観
【IBC2019】Vol.08 なぜか注目されないInsta360 GO
【IBC2019】Vol.09 撮影照明もIoT化するARRIのOrbiter
【IBC2019】Vol.10 君はCHANHONGを知っているか
【IBC2019】Vol.11 Nikonの子会社のPOLYMOTIONのAIカメラ制御システム
【IBC2019】Vol.12 欧州における5Gブロードキャストの実証実験
【IBC2019】Vol.13 テニス全仏オープンでの8K・5G映像配信の報告

【関連記事】
・FPGAはエッジAIの選択肢になるか
・学習も端末で行うようになるエッジAI
・エッジAIはコト売りのビジネスになる
・エッジAIは単機能化してサブスクリプションモデルに向かう
・今年に入ってからエッジAIボードが続々と登場している
・エッジAIは熟練職人を求めている
・エッジAIの動向とハードウェアに与える影響
・エッジAIがIoTの主流になる
・Raspberry Piで実現させるエッジAIテクノロジー
・フォグコンピューティングとエッジコンピューティングとは何か?
・品質保証に苦しむIoT、エッジコンピューティングの現場
・RaspberryPi 4が新登場。エッジAIとIoTの覇権争いは続く
・PoEはエッジコンピューティングを救うか
・音声ではない「音」のAI~意外に聞かない音声信号のAI処理