【東京モーターショー2019】Vol.04 モーターショーってディスプレイを見る会なのかな

Media /

ひょっとすると東京モーターショーの主役はディスプレイなのではないか。かつては新車が華々しくデビューし、コンセプトカーに未来を感じ、コンパニオンがそれに華を添える。これが東京モーターショーであった。そいう意味でhが今年のモーターショーの主役は巨大なLEDディスプレイなのかもしれない。

こちらはスズキブースの広大なLEDディスプレイによるステージ演出である。

クルマの展示会なので各ブースは巨大なものだ。この巨大空間に巨大なステージが設定されて、その壁漫画すべてLEDディスプレイになり、動画が次々と表示される。はっきりはわからないが横幅30メートル以上はある。流石にこの大きさなので、ディスプレイのピッチは下の写真のように10ミリ程度と、あまり高精細ではない。そのためディスプレイ近くのステージ最前列から見ると画質の粗さが気になってくる。上の動画のような距離からだとほとんど気にはならない。

10ミリピッチくらい

トヨタブースは更に大きいディスプレイである。あまりに大きすぎて中央で見ても両サイドはよくわからないくらいの大きさだ。全体像を見るためにはステージからかなり下がる必要があるが、そうすると観客に阻まれてディスプレイはよく見えなくなってくる。これはどの会社も同じで、床面とディスプレイの設置されている壁面はほとんど同じ高さなのでこういうことになる。ステージ面の高さを嵩上げするとコストが相当高くなるからだろう。

トヨタブースも壁面は全部LEDディスプレイ。こちらはスズキよりもさらに大きく、さらに可動式になっている

自動車メーカーの展示でディスプレイを使っていない会社は一つもないのではないだろうか。そうなるとモーターショー全体が「ディスプレイを見る会」のような感じになり、クルマが身近に感じられないのは筆者だけだろうか。

【関連記事】
・【東京モーターショー2019】Vol.01 トヨタブースのステージ演出がカッコいい
・【東京モーターショー2019】Vol.02 ヒマになった車内で我々は何をするのか
・【東京モーターショー2019】Vol.03 トヨタブースはクルマではなく人の話がいっぱいある
・【東京モーターショー2019】Vol.04 モーターショーってディスプレイを見る会なのかな
・【東京モーターショー2019】Vol.05 NTTのkirariがFUTERE EXPOに