台風19号に関するNHKの災害報道での図表の配色ついて

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2019年10月12日の夜に伊豆半島から関東、東北へと駆け抜けた台風19号に関する報道について、筆者が感じたいくつかの疑問点を書いておく。

まず極めて気になったのは、図表における色の使い方である。下の図は雨の強さを表すレーダーの画像である。昨晩の放送中に写真を取らなかったので、NHKの生活・防災のツイッターアカウントからコピペしてきた。このデータは2017年9月17日のものである。雨の強さを表す色使いは4段階であり、弱い方から水色・青・黃・赤の順だ。これは弱い雨から、強い雨、注意、警戒ということで直感的に理解しやすい。少なくとも日本人には見慣れた配色だと思う。

ところが、下の「土砂災害危険度」の図を見ていただきたい。見慣れた感覚でいうと赤が一番危険だと見るのが普通だと思うのだが、凡例をよく見るとそうではないのだ。青が一番危険だという表現になっている。

どうしてこういう違いにしているのか。どういう理由があるのだろうか。これでいいのだろうか。誤解して被災する人が出ることはないのか。

もう一件。川崎市幸区と二子玉川の現場からの中継で、浸水している様子を中継しているにも関わらず、それが具体的にどこなのかを一切伝えることはなかった。これはなぜか。これらを幸区と二子玉川の住民が見たらどう思うか。自分の家の近くでこういう災害が既に発生している、避難する必要があるのではないか、と思うはずだ。しかし幸区と言っても、二子玉川と言っても広いし地形は様々で、避難の必要はないかもしれない。この中継によってNHKは誰に何を伝えようとしたのか。ここもぜひ聞いてみたい点だ。

休み明けにHNKに電話をしてみようと思う。