ショールーミングが進化?EC併設のオムニチャネル型店舗が渋谷パルコにオープン!

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テクノロジーが進化し、顧客の買い物体験が変化する中で、パルコが新たな取り組みを行う。ショールーミングとは、商品購入の際に実店舗に訪れて商品を確認し、その店舗では買わずにオンラインショップで購入することだが、これを逆手にとった新しいコンセプトの店舗「CUBE」(仮称)を今年の11月22日に渋谷パルコにオープンする。

「CUBE」は、ECを併設したオムニチャネル型売場を展開する。約130坪のエリアに11 店舗の小型ショップを出店する。あえて通常店舗の半分ほどの小さな売り場をつくるのには意味がある。店頭の在庫数を絞り、デジタルテクノロジーを活用しながら、新たな顧客体験を提案する。商品数を減らし、ショールーム型の店舗からオンラインに誘導することで、売り上げアップを狙うだけでなく、顧客の行動データをおさえようとしている。

店舗は戦略アイテムや限定商品を中心にそろえ、その他の商品はデジタルで在庫管理し、「PARCO  ONLINE STORE」(EC)で販売する。要はリアル店舗とECのいいところ取りをしようとしている。

ショップ内にはタッチパネル式のデジタルサイネージが設置され、オンラインストアで購入可能な商品が表示される。店舗内でサイネージを操作しながら、商品を購入するという新たな顧客体験によって、洋服の買い方だけでなく、店員と顧客のコミュニケーションもより対話型に変わりそうだ。店員はデジタルサイネージで自社の商品を顧客に提案する力が求められる。実際に設置されるサイネージの情報がないが、デジタルでの試着やコーディネート提案をすることで、顧客の買い物体験が変わるはずだ。

選んだ商品はサイネージ内に表示される「買い物かご」に保存でき、買い物が終わるとサイネージにQRコードが表示される。QRコードを顧客のスマホで読み取ると、「PARCO ONLINE STORE」が表示され、サイトの買い物かごには、顧客がサイネージで購入した商品が入るようになっている。共用スペースには大型サイネージが設置され、同じように買い物ができるとのことだ。

新生パルコがオープンしたら、この店頭・EC併設のオムニ型ショップのCUBEを実際に試し、どのような顧客体験が得られるかを試してみたい。ショールーミングの進化系と言えるパルコのCUBEに期待したい。

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