ベトナムのメッセンジャーアプリのZaloの成長がすごい

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ホーチミンの若者はスマホを使いこなしている。彼らは多くのアプリをインストールし、コミュニケーションを楽しんでいる。メッセンジャーアプリも相手に合わせる形で、いくつものアプリを活用していた。日本人であればLINEやFacebookメッセンジャーぐらいしか使わないだろうが、彼らはそれ以外にもKakaoTalkやViber、We chatなどを使いこなしていた。

現地のベトナム人スタッフに理由を尋ねるとホーチミンの国際性を理由にあげていた。ホーチミンには韓国人や中国人、タイ人などのアジア系だけでなく、オーストラリア人やニュージーランド人が観光やビジネスで訪れるため、相手に合わせたメッセンジャーアプリを使いこなせるようにしているとのことだった。

データでもこれが明らかになっている。ベトナム国内におけるSNSの利用状況に関するデータによると2019年1月時点で、ベトナム国内の主に使われているSNSのプラットフォームはYouTube(96%)、Facebook(95%)、Facebook Messenger(79%)が使われている。またFacebook Messengerに次ぎ、ベトナム発のチャットアプリZalo(74%)がシェアを伸ばしている。Skype(33%)、Viber(28%)、Wechat、Line(23%)がそれに続いている。

昨年同時期の数字では、Facebook(61%)、YouTube(59%)、FB Messenger(47%)、Zalo(45%)だったので、この1年間でいかにベトナム人がアプリに時間を費やしているかがわかる。

多くのベトナムの若者がスマホの画面に集中しているのは、日本と同じだが、なんと調査対象者の100%がこの1ヶ月間にソーシャルメディアやメッセンジャーアプリを使っていたのだ。彼らの中では、FacebookメッセンジャーとZaloが二大プラットフォームになっているのだ。


先ほどの現地スタッフもこの「Zalo」を使っていた。私にもZaloがいいよと薦めてきた。ベトナム発のチャットアプリ『Zalo』は2012年8月にリリース後、スマホの普及とともにシェアを高めている。昨年にはこのZaloのユーザー数は、1億人を超え、多くのベトナム人の支持を得ている。後発であるだけに、FacebookやLINEの良いところ取りをし、使い勝手を高めている。グループチャット機能や、近くにいる人を検索し、フォローできるNearby機能などが受けているようだ。

日本に帰国して、早速Zaloをインストールするとベトナムで活躍している日本の友人が数名レコメンデーションされてきた。Nearby機能を早速試してみたが、5Km圏内に8人のベトナム人がいることが明らかになった。日本には思った以上にベトナム人が暮らしていたのだ!表示されている人には友達申請ができ、新たな出会いがデザインできる。年齢や性別でのフルタリングが可能だ。

このZaloでは、商品のオンライン販売も可能だ。Zaloは商品の価格やカテゴリに合わせて掲載やプロモーションを行えるZalo Shopがあり、Zalo Adsという広告機能で集客サポートも行える。ベトナムでのビジネスには、Facebookだけでなく、このZaloの活用も考えたほうが良さそうだ。

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