【ソウル2019】無人コスメショップ innisfree #Self Store体験は結構スマートだった

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世界各地の無人店舗巡りシリーズ、と言うわけではないが、今回はソウルの化粧品店 innisfreeの例である。訪問したのは2019年7月25日である。場所はDDP(東大門デザインセンター)の地下だったろうか、フードコートなどの隣りにあるデザインマーケットである。

innisfreeはチェジュ島が発祥の自然派コスメティックブランドで、日本にも東名阪に7店舗を出店している。店内入って左側はコスメ、右側は石鹸やシャンプーなどが中心の品揃えである。基本は無人店舗であるので店員はいない。

店内の様子

入り口にはセルフストアである旨の仕組みの説明が英語でも掲示されている。たん内に入るときには特に何もしなくていい。

入り口の説明
ウルトラワイドなLCDサイネージ

一部の商品は、商品説明のためにウルトラワイドなLCDによるデジタルサイネージを使っているものもある。画面は小さいが、この場合は商品の情報を知ろうという明確な意思があるのでこれで問題はないだろう。

店内一番奥にあるこちらがセルフレジ。同じものが2台ある。それぞれの右側には操作を指示するタッチパネル。手前下部は左からモバイル決済用のQRコードリーダー、クレジットカードリーダー、プリンターが並ぶ。真ん中の穴が空いている部分には紙袋が入っており、ここに商品を入れると商品に付いているRFIDタグを読み込む。RFICタグの撮影は失念した。

購入する商品をショッピングバックに入れるように指示されている
中に紙袋が入っている。これは購入後にどういうタイミングで補充されるのかは不明。少なくとも自動で出てくる構造ではない
読み込んだ商品が表示されている
わからないことがあれば、店内に複数設置されているHELPボタンを押すと、裏から店員がすぐにやってきて親切に対応してくれる

無人店舗ということにはなっているが、実際には裏側に店員さんはスタンバイしてて、HELPボタンを押すとすぐに親切に対応してくれる。かといってデフォルトは店内には店員はいないので、声をかけられるという接客はない。この「声がけ」に対する感じ方は、店舗で扱う商品や金額、どれくらい迷うか、相談したいかなど、様々な要素があるのだろう。そのブランドや商品がどれくらい浸透しているかにもよるだろう。ここのように基本は接客無しで、必要に応じてちゃんと対面で対応してくれる、というスタイルは心地よいと筆者は感じた。

出入り口にはセンサーゲートがある。決済をしないとアラームが鳴ると思われる

このような無人店舗の多くでは、会計していない商品の持ち出しに関してはあまり厳格な運用にはなっていない。これは取り扱い商品の単価にもよるのだろう。多くは監視カメラがあるくらいである。このあたりもいわゆる万引き被害と、それを阻止するためのコストのバランスだろう。

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