【ソウル2019】暮らしに花が溶け込んでいる街は豊かだ・花の自販機

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4年ぶりの訪韓であるが、4年前には全く気が付かなかったが、今回いくつか見かけたのが花の自販機である。もともと韓国や中国は、日本に比べて花屋が街なかに多いと思うのだが、今回は特に自販機が増えているように思った。

ホテル近くにあったのがこちら。正面に思いっきり駐車されているので全体像は撮れなかったが、写真で大体わかると思う。

どうやって生花を扱っているのだろう、管理しているのだろうと不思議に思ったのだが、よく見るとこれは生花ではなく、プリザーブドフラワーとハーバリウムである。プリザーブドフラワーとは、生花のうちに色素を抜き、特殊な染料を吸わせることで、色と風合いを長期間にわたって保つことができるものだ。ハーバリウムはここ数年日本でもインスタ界隈で流行っていて、特殊なオイルの中に入れられた「植物標本」のことである。

あくまでも筆者の個人的感覚だが、ソウル、香港、上海では花が生活に溶け込んでいる気がする。男性が女性に花を買っている光景をよく目にする。女性がそれだけ強い、というのもあるのかもしれない(笑)

花束は綺麗にアレンジされている
こちらはハーバリウム
わかりやすいUIによる購入操作。上段はわかりにくいか説明の映像で音はない。

価格は花束が1,800円から2,500円くらい、ハーバリウムは2,500円と2,800円だった。ちょっと高いかなあというか、でも日本よりは2割くらい安いといったところだろうか。真ん中にタッチパネルディスプレイがありここから購入操作をする。区分けされた花が入っているスペースがグラフィックスと番号で表示されている。売れてしまっているところももちろん分かる。補充頻度が不明だが結構売れているように見える。購入はクレジットカードのみだ。試していないが購入するとドアが開くようである。

GASKET的なポイントはこの花の自販機に関しては特に無い。何もないのだが、花が暮らしに溶け込んでいることと、レストランのテーブルクロスがビニールではない国や街は、豊かだと常々筆者は思っている。そう思って何か情報はないかと探していたらこういうページを見つけた。株式会社大田花き花の生活研究所のブログ記事である。こちらによると、幸せな国と花の消費量の相関性が高いというのである。日本は幸せランキングも花の消費量も両方とも低い。

確かに欧州や中国では花が安い。なぜ安いかと言うと消費量が多いからである。花は生鮮品なので長期保存が効かないために、売れ残り分が価格に当然転嫁されるのだ。よって負のスパイラルに陥っている。

こうした課題をAI・IoTで解決はできないものか。ダイナミックプライシング、サブスクリプション、無人販売・・・GASKETはそんな事をマジメに考えている。

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